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ゴールドウイングで後悔する4つの理由!購入前に知るべき現実

ゴールドウイングで後悔する4つの理由!

image: bikerbikest.com

「いつかは乗りたい」と多くのライダーが憧れる、キング・オブ・ツアラー、ホンダ ゴールドウイング。その圧倒的な存在感と至高の快適性は、まさに唯一無二の魅力です。しかしその一方で、「ゴールドウイングを購入して後悔した」という声が聞かれるのも事実。一体なぜ、最高のバイクを手に入れたはずのオーナーが後悔してしまうのでしょうか?

この記事では、華やかな魅力の裏に隠された「不都合な真実」に徹底的に切り込みます。結論から言うと、後悔には大きく分けて4つの明確な理由が存在します。憧れだけで購入を決めてしまう前に、まずはその厳しい現実を知ることが、後悔しないための第一歩です。

この記事を読むと分かること

  • 車両重量391kgがもたらす物理的な負担のリアル
  • 「快適すぎて退屈」と言われる独特のライディング体験
  • タイヤ交換10万円超? 想像以上に高額な維持費の実態
  • フラッグシップなのに? 頻発するリコールと信頼性の問題

この記事を最後まで読めば、あなたがゴールドウイングという王様と本当の意味で向き合えるのか、その答えがきっと見つかるはずです。最高のバイクライフを送るための、後悔しない選択をしましょう。


なぜゴールドウイングで後悔?4つの理由【物理・性能編】

ゴールドウイングで後悔する4つの理由!

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ゴールドウイングを語る上で避けては通れないのが、その圧倒的な存在感です。しかし、その魅力が時としてオーナーを苦しめる後悔の種に変わることがあります。ここでは、後悔の理由として最も多く語られる「物理的な負担」と、独特すぎる「性能と乗り味」について、オーナーのリアルな本音を交えながら深掘りしていきます。

理由①:巨体との格闘…391kgの重量と取り回し

ゴールドウイング購入後の後悔として、まず誰もが直面するのがその圧倒的な重量です。現行モデルの車両重量は391kg。これは一般的な大型バイクのおよそ2倍に相当する数値であり、カタログスペックで見るのと実際に体感するのとでは天と地ほどの差があります。

走行中は嘘のように軽快に感じるゴールドウイングですが、ひとたびエンジンを止めると、この391kgという現実が重くのしかかります。特に、わずかな傾斜がある場所での押し引きや方向転換は、多くのオーナーが「苦痛」「最悪」と口を揃えるほど。全身全霊でバイクを支えなければならず、常に「倒したらどうしよう」という精神的なプレッシャーと戦うことになります。

この物理的な重さとの日常的な格闘こそ、ゴールドウイングがもたらす「自由」な感覚を蝕んでいく最初の、そして最も根深い後悔の入り口と言えるでしょう。ツーリング先で景色の良い場所を見つけても、路面状況を考えて停まるのを躊躇してしまう。そんな経験が積み重なることで、所有する喜びが徐々に薄れていく可能性があるのです。

想像以上だ…。毎回こんなに気を遣うとなると、気軽に乗れないかもしれないな。
tomo

立ちごけの恐怖と高額な修理費用

ゴールドウイングで後悔する4つの理由!

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391kgの巨体を相手にする以上、「立ちごけ」のリスクは常に付きまといます。オーナーたちの間では、ゴールドウイングの立ちごけは「ほぼ避けられない儀式」として認識されているほどです。そして、その一瞬の不覚がもたらす代償は、精神的にも経済的にも甚大です。

一度倒してしまうと、その巨体を一人で引き起こすことは不可能に近い。そして、たとえ軽い立ちごけであっても、豪華な装備ゆえに修理費用は驚くほど高額になります。サイドミラーやパニアケースのカバーだけでも、数万円から十数万円の出費を覚悟しなければならないという報告は少なくありません。

この恐怖は非常に深刻で、一部のオーナーは「ランディングギア」や「補助輪」と呼ばれる、停車時に自動で車体を支える高価なアフターパーツを装着するほどです。標準仕様のままでは安全に乗りこなす自信がない、と感じるユーザーがいるという事実は、このバイクの重量がいかに大きな問題であるかを物語っています。「いつか倒すかもしれない」という不安を抱えながら乗り続けるストレスは、決して無視できない後悔のポイントです。

保管場所に困る規格外のフットプリント

ゴールドウイングの「大きさ」は、購入後の後悔に直結する非常に現実的な問題です。その全長は2,615mm。これは、多くのバイク用月極駐車場や、市販のバイクガレージが想定するサイズ(多くは全長2,500mmが上限)をオーバーしてしまうことを意味します。

「契約した駐車場に、いざ納車されたら入らなかった」という笑えない話は、実はゴールドウイングあるあるの一つ。結果として、より高額な四輪用の駐車場を借りるか、自宅の駐車スペースを改修する必要に迫られるケースも少なくありません。購入前にこの問題を過小評価していると、バイク本体の価格とは別に、予期せぬ大きな出費と手間が発生してしまいます。

また、この巨体はツーリング先での駐車にも気を遣います。狭い駐輪場では他のバイクの迷惑になりかねず、常に広くて安全なスペースを探さなければなりません。こうした駐車・保管という日々のロジスティクス上の制約は、バイクライフの自由度を確実に奪い、じわじわと後悔の念を育てていく要因となるのです。

momo
これは盲点だった!家のガレージ、メジャーで測り直さないと…。

理由②:快適すぎて退屈?独特のライディング体験

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ゴールドウイングの真骨頂は、他のどんなバイクも追随できない圧倒的な快適性にあります。滑らかで静粛な水平対向6気筒エンジン、そして完璧なウインドプロテクションは、まるで「魔法の絨毯」のようだと評され、高速道路を走る様は「クルマの中にいるかのよう」とまで言われます。

しかし、皮肉なことに、この「完璧すぎる快適性」こそが、一部のライダーに「快適すぎてつまらない」という、贅沢とも言える後悔を抱かせる原因となっています。風を切り、エンジンの鼓動を感じ、マシンと一体になるという、多くのライダーがバイクに求める根源的な刺激。ゴールドウイングは、そのすべてを高い次元で消し去ってしまうのです。

あまりにスムーズで穏やかな乗り味は「ジャジャ馬感がまるでない」と評され、バイクを「操る」楽しさよりも「移動する」快適さが際立ちます。もしあなたがバイクにスリルや興奮、マシンとの対話を求めているのなら、ゴールドウイングを選んだことを後悔するかもしれません。それはバイクの欠陥ではなく、あなたが求めるものとバイクが提供するものとの間に、決定的なミスマッチがあるからです。

ワインディングで擦る?浅すぎるバンク角

「巨体に似合わず、驚くほど軽快に曲がる」という評価もあるゴールドウイングですが、それはあくまで常識的な範囲での話。少しでもスポーティな走りをしようとすると、すぐにその物理的な限界に直面します。

オーナーから繰り返し指摘される不満点が、バンク角の浅さです。峠道などを気持ちよく駆け抜けようとすると、ステップやアンダーカバーが想像以上に早く路面と接触します。多くのオーナーが「アンダーカバーは傷だらけになるもの」と諦めているほどで、アグレッシブなコーナリングは事実上不可能です。

素晴らしいエンジン性能を秘めているにもかかわらず、そのポテンシャルをシャシーが受け止めきれていない。この現実は、特にスポーティなバイクから乗り換えたライダーにとって、大きなフラストレーションと後悔の原因となります。「もっと速く、もっと深く駆け抜けられるはずなのに」という思いが、ワインディングを走るたびに募っていくことになるでしょう。ゴールドウイングは究極のツアラーではありますが、決してスポーツツアラーではないのです。

yuka
やっぱり峠を攻めるようなバイクじゃないんだな。走り方を変えないとダメか…。

DCTの挙動は信頼できるか?オーナーの不安

クラッチ操作から解放されるデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)は、ゴールドウイングの快適性を支える重要な技術です。そのスムーズさと渋滞時の恩恵は絶大で、多くのオーナーから高く評価されています。

一方で、この先進技術が時としてライダーに牙を剥くことがあります。一部のオーナーからは、マニュアルモードで操作しているにもかかわらず、コーナリングの最中にバイクが勝手にシフトチェンジを行い、車体のバランスを崩しかけたという、看過できない報告が上がっているのです。

ライダーの入力に対し、バイクは常に予測可能で忠実な反応を返さなければなりません。特にコーナーの進入や立ち上がりといった繊細なコントロールが要求される場面で、意図しないギアチェンジが起こる可能性が少しでもあるとすれば、それはライダーとマシンとの信頼関係を根底から揺るがす事態です。一度でもこうした経験をすると、その後のすべてのライディングでDCTの挙動を疑いながら走ることになり、本来の楽しさを失ってしまう。これは、技術の進化がもたらした新たな後悔の形と言えるかもしれません。

ゴールドウイングの後悔を避ける知識【維持・信頼性編】

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ゴールドウイングとの生活は、購入後も続きます。そして、その規格外の魅力は、維持管理の面でも「規格外」の現実をオーナーに突きつけます。ここでは、避けては通れない「経済的な負担」と、フラッグシップモデルとして看過できない「信頼性」の問題に焦点を当て、後悔を避けるための具体的な知識と心構えを解説します。


理由③:タイヤ交換10万円超?維持費という現実

ゴールドウイングで後悔する4つの理由!

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ゴールドウイングのオーナーシップで覚悟すべきなのは、車両価格だけではありません。その維持費もまた「キング級」です。特にオーナーたちを悩ませているのが、消耗品の中でも特に高額なタイヤ交換費用です。

オーナーのブログやSNSでは、前後タイヤの交換費用として「10万円を超えるケース」が複数報告されています。これは、巨大な車重を支えるための特殊なサイズのタイヤであること、そして複雑な車体構造ゆえに交換工賃が高額になりがちなことが原因です。

一般的な大型バイクの感覚で維持費を考えていると、この現実に直面した際に大きな衝撃を受け、後悔につながりかねません。オイル交換や車検費用なども含め、ゴールドウイングを維持するためには、相応の経済的な覚悟が不可欠。まさに、複雑な機構を持つがゆえの「税金」と言えるでしょう。

momo
タイヤ交換で10万超えはキツイ…。これはちゃんと予算計画に入れておかないと。

どこでも整備できない「ディーラー縛り」

維持費の問題に拍車をかけるのが、整備を受けられる場所が限られるという点です。ゴールドウイングはあまりに特殊で複雑な構造を持つため、一般的なバイクショップでは知識や専用工具、設備がなく、整備を断られてしまうケースが少なくありません。

その結果、オーナーはホンダの正規ディーラーである「ホンダドリーム」に整備を依頼せざるを得なくなります。もちろん正規ディーラーの整備は安心感が高いですが、一方で工賃は最も高額な水準にあると指摘されています。信頼できる個人のメカニックに安価で整備を頼んだり、簡単な作業を自分で行ったりといった、これまでのバイクライフで当たり前だった選択肢が、ゴールドウイングでは通用しなくなるのです。

この「ディーラー縛り」とも言える状況は、オーナーから整備における選択の自由とコストコントロールの機会を奪います。常に割高な費用を払い続けなければならないという現実は、所有する喜びを少しずつ蝕んでいく、静かな後悔の要因となり得ます。

意外なメリット!大排気量なのに良好な燃費

ここまで厳しい現実を突きつけてきましたが、維持費の面で唯一とも言える光明が存在します。それが、1833ccという大排気量エンジンにもかかわらず、驚くほど良好な燃費性能です。

オーナーからの報告によると、市街地走行でも16km/L程度、高速道路を使った長距離ツーリングでは23km/Lを超える数値を記録することも珍しくありません。この燃費性能は、同クラスの他のバイクと比較しても非常に優秀です。

さらに嬉しいポイントが、指定燃料がハイオクではなく、価格の安い「レギュラーガソリン」であること。これは長距離を走れば走るほど、ランニングコストに大きな差を生み出します。高額なメンテナンス費用に頭を悩ませる中で、この優れた燃費性能とレギュラー仕様は、オーナーの財布を支える大きなメリットであり、後悔とは無縁のポジティブな要素と言えるでしょう。

これは意外!燃費が良いしレギュラーでいいなら、ツーリングのガソリン代はかなり助かるな。
tomo

理由④:頻発するリコール…安全性への懸念

購入前の最終判断として、絶対に看過してはならないのが信頼性の問題です。「ホンダのフラッグシップだから安心」という神話は、残念ながらゴールドウイングには必ずしも当てはまりません。過去、その安全性や走行性能の根幹に関わる、極めて重大なリコールが複数届け出られています。

例えば、走行中にエンストやエンジンロックに至る可能性があった「ドライブギヤ固定ボルト」の問題(2024年10月31日届出)。後輪ブレーキが引きずりを起こし、最悪の場合は火災に至る恐れがあった「セカンドマスターシリンダ」の問題(平成23年12月2日届出)。これらはほんの一例です。

最高級のバイクを購入したはずが、実際には命に関わる欠陥を抱えている可能性があるという事実は、オーナーの信頼を根底から裏切るものです。これは、ホンダが長年築き上げてきたブランドイメージを揺るがす深刻な問題と言わざるを得ません。中古車を検討する際は特に、その車体がリコール対象か、そして対策がきちんと施されているかを必ず確認すべきです。この確認を怠ると、最も深刻な後悔をすることになりかねません。

結論:後悔しない人はどんなライダーか?

これまでゴールドウイングが抱える4つの後悔の理由を深掘りしてきました。では、一体どのようなライダーであれば、これらの問題を乗り越え、心から満足できるバイクライフを送れるのでしょうか。結論として、後悔しないオーナーには以下のような共通点があると考えられます。

  • 物理的・経済的に「王様」を受け入れる覚悟がある人

具体的には、391kgの巨体を安全に扱える広々とした水平なガレージを持ち、高額な維持費を問題なく負担できる経済的余裕があること。そして何より、バイクに刺激やスポーツ性よりも、他を圧倒する究極の快適性と所有感を最優先する価値観を持っていることが重要です。これらの厳しい現実を全て受け入れた上で、「それでも俺はこの王様に乗りたい」と心から思える人。それこそが、ゴールドウイングの真のオーナーにふさわしい人物像と言えるでしょう。

購入前に確認すべき最終チェックリスト

ゴールドウイングがあなたにとって最高の相棒になるか、それとも後悔の源泉となるか。その最終判断を下すために、いくつかの具体的な問いをご自身に投げかけてみてください。これらの問いに正直に答えることで、きっと進むべき道が見えてくるはずです。

  • わずかな上り坂で、腕力だけでバックさせようと試したことはありますか?
  • 全長2.6m超のバイクを、具体的にどこへ保管するか決まっていますか?
  • 10万円を超えるタイヤ交換費用を、笑顔で支払う準備はできていますか?
  • 検討している車両のリコール情報を、公式サイトで確認しましたか?

これらの問いは、憧れや理想だけでなく、ゴールドウイングと付き合っていく上での「現実」を直視するためのものです。すべての問いに胸を張って「Yes」と答えられるなら、あなたはもう後悔することはないでしょう。さあ、最高のバイクライフへの扉を開けてください。

yuka
うーん、厳しい質問だけど大事なことだ。もう一度、自分の覚悟を確かめてみよう。

総括:ゴールドウイングの後悔とは憧れと現実のギャップである

この記事では、ゴールドウイングの購入後に直面する可能性のある、4つの後悔のポイントについて詳しく解説してきました。

momo
最後に、今回の記事内容のポイントをまとめます。

  • ゴールドウイングの車両重量は391kgと極めて重い
  • 日常的な押し引きなど、取り回しは大きな物理的負担となる
  • 「立ちごけ」のリスクは常にあり、修理費用も高額になりがち
  • 全長2.6m超のため、保管場所の確保が大きな課題
  • 至高の快適性を持つがゆえに「退屈」と感じるライダーもいる
  • バイクらしい刺激やマシンとの一体感を求める人には不向き
  • バンク角が浅く、ワインディングでのスポーティな走行は楽しめない
  • DCTは便利だが、意図しない挙動をするとの不安の声もある
  • タイヤ交換費用は10万円を超えるケースも報告されている
  • 複雑な構造ゆえに、整備は正規ディーラーに限定されがち
  • 維持費全体が高額になる覚悟が必要
  • 大排気量だが燃費は良好で、リッター23km/Lを超えることもある
  • 使用燃料がレギュラーガソリンなのは経済的なメリット
  • 過去にブレーキやエンジンなど安全性に関わる重大なリコールがあった
  • 購入前にはリコール対策済みかの確認が必須
  • 後悔しないためには、物理的・経済的な覚悟が何よりも重要
  • 究極の快適性と所有感を最優先するライダーにとっては唯一無二の存在

最後に

今回は、ホンダ ゴールドウイングの購入後に抱く可能性のある「後悔」について、4つの具体的な理由を掘り下げて解説しました。

その圧倒的な存在感と至高の快適性が、時として物理的・経済的な負担や、ライディング体験のミスマッチに繋がる現実をご理解いただけたのではないでしょうか。

もし、バイクの維持費やコストパフォーマンスについて、より一般的な視点から考えたい場合は、以下の記事も参考になるでしょう。バイクライフ全体の経済観を養う上で、きっと役立つはずです。

また、ゴールドウイングのようなツアラーとは異なるジャンルですが、同じく旅の相棒として人気の高いアドベンチャーバイクに興味があれば、こちらの記事もおすすめです。

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