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エリミネーターSEとスタンダードの違い、後付け費用で比較した結果

エリミネーターSEとスタンダードの違い

image: bikerbikest.com

カワサキの新型クルーザー「エリミネーター」に心を奪われ、購入を検討しているものの、エリミネーターSEとの違いが明確に分からず、どちらを選ぶべきか悩んでいませんか?約10万円という決して小さくない価格差を前に、多くの方が同じ疑問を抱えています。

今回は、そんな悩めるあなたのために、両モデルの装備や後付け費用を徹底的に比較分析しました。この選択は、単なる装備の差だけでなく、「購入後のバイクとの付き合い方」を具体的に想像することで、驚くほど明確になります。

この記事を読むと分かること

  • SEとスタンダードの具体的な装備の違い
  • 99,000円の価格差がもたらす費用対効果
  • 主要装備を後から取り付けた場合の総額シミュレーション
  • あなたのバイクライフに本当に最適なモデルの選び方

SEの豪華な標準装備は価格に見合う価値があるのか、それともスタンダードをベースに自分好みの一台を創り上げるべきなのか。この記事を最後まで読めば、その問いに対するあなたの答えがきっと見つかるはずです。


後付け費用で比較するエリミネーターSEとの違い7選

エリミネーターSEとスタンダードの違い

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エリミネーターSEとスタンダードモデル、その価格差は99,000円。SEにのみ与えられた7つの専用装備を一つひとつ分解し、もしスタンダードモデルにそれらを後付けした場合の費用と比較しながら、その価値を徹底的に分析します。

99,000円の価格差の内訳

まず、エリミネーターSEとスタンダードの価格差である99,000円(税込)が、どのような装備によって構成されているのかを正確に把握しましょう。この差額は、単一のパーツ代ではなく、複数の専用装備の合計価値と考えることができます。

具体的には、①GPS対応前後ドライブレコーダー、②USB Type-C電源ソケット、③ヘッドライトカウル、④専用ツートンシート、⑤フロントフォークブーツ、そして⑥専用カラー&グラフィック。これら6つの要素がSEモデルの付加価値となっています。これだけの装備がメーカー純正のクオリティで最初から装着されていると考えると、99,000円という価格設定は、一見すると非常にリーズナブルに感じられるかもしれません。

しかし、問題は「これらの装備が本当にすべて自分に必要なのか?」という点です。次の項目から、それぞれの装備の価値と、もし後付けした場合の費用を比較検討し、この価格差が本当に「お得」なのかを深く掘り下げていきましょう。

標準装備の前後ドラレコは必要か

エリミネーターSEとスタンダードの違い

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エリミネーターSEの装備の中で、最も機能的価値が高く、価格差の大きな部分を占めるのが、前後2カメラ式ドライブレコーダーです。カワサキの量産二輪車としては初の標準装備であり、SEの先進性を象徴するアイテムと言えます。

万が一の事故の際に客観的な証拠を残せるという安全性の向上はもちろん、ツーリングの思い出を映像で記録するという楽しみ方も提供してくれます。社外品の2カメラ式ドライブレコーダーは、製品だけで3万円〜5万円以上するものが主流です。さらに、バイクへの取り付けは専門的な知識を要するため、ショップに依頼すれば1万5千円〜3万円程度の工賃が発生します。つまり、後付けする場合の総額は、安くても5万円、高品質なものを選べば8万円を超えることも珍しくありません。

配線の取り回しやカメラの設置場所に悩む必要がなく、車両保証に含まれるというメーカー純正ならではの安心感も大きなメリットです。日常的にバイクを利用する方や、ツーリングが趣味の方にとって、この装備だけでもSEを選ぶ価値は十分にあると言えるでしょう。

momo
メーカー純正のドラレコが最初から付いているのは、配線も綺麗だし安心感が違うな。

あると便利なUSB電源ソケット

今やバイクツーリングの必需品ともいえるスマートフォン。そのバッテリー切れの心配を解消してくれるのが、ハンドル部に標準装備されたUSB Type-C電源ソケットです。ナビアプリの使用や、インカムとの連携など、長距離を走る上でその恩恵は絶大です。

このUSB電源を後付けする場合、パーツ自体は数千円から手に入りますが、取り付けをショップに依頼すると工賃込みで1万円前後が相場となります。もちろん、自分で取り付けることも可能ですが、電源の取り出しや配線の処理など、ある程度の知識と手間が必要です。

SEに標準装備されているソケットは、ハンドル周りのデザインに溶け込むようにスマートに設置されており、防水キャップも備わっています。後付け感がなく、バイク全体の美観を損なわない点も、メーカー純正ならではの魅力と言えます。わずかな出費で後付けできる装備ではありますが、その手間と仕上がりの美しさを考慮すると、SEのアドバンテージは小さくありません。

高速走行で効果を発揮するカウル

エリミネーターSEの外観を特徴づけているのが、丸型LEDヘッドライトを覆うように装着された小ぶりなヘッドライトカウルです。デザイン的なアクセントとしての役割が大きいと思われがちですが、その防風効果は決して侮れません。

特に時速80kmを超えるような高速巡航時において、ライダーの胸部に直接当たる走行風を効果的に軽減してくれます。これにより、風圧による疲労が抑えられ、長距離ツーリングでの快適性が大きく向上します。もちろん、大型スクリーンほどの絶大な効果はありませんが、「ある」と「ない」とでは、高速道路を1時間も走ればその差を明確に体感できるでしょう。

もしスタンダードモデルに同等の防風効果を求めようとすれば、社外品のスクリーンを追加することになります。価格は1万5千円〜3万円程度が主流です。デザインの好みは分かれるところですが、SEのカウルは車体との一体感が高く、エリミネーターのスタイルを崩さずに快適性をプラスできるという点で、非常にバランスの取れた装備と言えます。

tomo
見た目だけじゃなくて、ちゃんと効果があるんだ。高速によく乗るなら嬉しい装備かも。[/st-kaiwa2 r]

所有感を満たす専用シートと外装

エリミネーターSEとスタンダードの違い

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SEには、スタンダードモデルとの差別化を図り、所有感を高めるための細やかな専用パーツが与えられています。その代表格が、ツートンカラーの専用シートと、フロントフォークに装着されたフォークブーツです。

SEのシートは、座面に滑りにくいディンプル加工が施されたツートンレザー仕様となっており、見た目の高級感を高めるだけでなく、加速時やブレーキング時にライダーの身体をしっかりとホールドしてくれます。乗り心地が劇的に変わるわけではありませんが、質感と機能性の両面でアップグレードされています。

また、蛇腹状のゴム製フォークブーツは、クラシカルな雰囲気を強調する重要なスタイリングパーツです。同時に、フロントフォークのインナーチューブを飛び石や汚れから保護し、サスペンションの寿命を延ばすという実用的な役割も担っています。これらのパーツを後から純正品で揃えようとすると、数万円の費用がかかることが予想されます。

専用カラーリングとグラフィック

エリミネーターSEは、スタンダードモデルにはない、専用のカラーリングとグラフィックが設定されています。例えば、2025年モデルでは「ファントムブルー×エボニー」といった、より手の込んだ塗装が採用されており、タンク上部には「SE」のロゴが誇らしげにあしらわれています。

バイク選びにおいて、カラーリングは性能や装備と同じくらい重要な要素です。もし、あなたがSEに設定された専用カラーに心を奪われたのであれば、それはもうSEを選ぶ十分な理由になります。後から塗装で同じカラーを再現しようとすれば、数十万円という莫大な費用がかかってしまいます。

スタンダードモデルのカラーリングももちろん魅力的ですが、SEの専用色は、より個性的でプレミアムな雰囲気を演出します。バイクは趣味性の高い乗り物だからこそ、こうした「見た目の好み」を最優先するのも、決して間違いではありません。

yuka
やっぱり限定カラーは魅力的だよね。所有感が全然違いそう。

結論 SE装備の後付け費用は割高か

ここまで分析してきたSEの専用装備を、もしスタンダードモデルに後付けした場合の費用を概算してみましょう。

・前後ドライブレコーダー:約50,000円〜80,000円
・USB電源ソケット:約10,000円
・ヘッドライトカウル(社外品):約15,000円〜30,000円
・専用シート、フォークブーツ(純正部品と仮定):約30,000円〜
合計:約105,000円〜150,000円以上

このシミュレーション結果は明確です。エリミネーターSEの99,000円という価格設定は、後付けで同等の装備を揃える場合と比較して、明らかに「お得」であると言えます。特に、取り付けの手間や工賃、そしてメーカー保証付きという品質と安心感を考慮すれば、そのコストパフォーマンスはさらに高まります。

もちろん、これはSEの装備をすべて必要とする場合の結論です。不要な装備があると感じる方にとっては、この限りではありません。次の章では、走行性能や実際の使い勝手も踏まえ、あなたがどちらのモデルを選ぶべきかをさらに深く考察していきます。

エリミネーターSEとの違いを理解し後悔なく選ぶための総合評価

エリミネーターSEとスタンダードの違い

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装備と費用の違いを理解した上で、次に注目すべきはスペックの数字だけでは分からない「乗車時の感覚」です。エリミネーターが共通して持つ魅力や、実際のオーナーからの評価、そしてあなた自身のバイクライフに照らし合わせた最終的な選び方の指針を提示します。

Ninja譲りの共通の走行性能

まず最も重要な事実として、エリミネーターSEとスタンダードの間に走行性能の差は一切ありません。両モデルは、その心臓部であるエンジンから、軽快なハンドリングを生み出すフレームまで、走りの根幹をなす部分は完全に共通です。

搭載されるのは、カワサキの名車Ninja 400でその実力が証明されている398ccの水冷並列2気筒エンジン。低回転域ではクルーザーらしい鼓動感と豊かなトルクで街中を扱いやすく走り、スロットルを大きく開ければ高回転域までシャープに吹け上がるスポーツバイクの顔を覗かせます。この二面性こそが、エリミネーターというバイクの最大の魅力です。

つまり、あなたがどちらのモデルを選んだとしても、「エリミネーターで走る楽しさ」そのものは100%味わうことができます。選択は純粋に装備の有無とスタイル、そして価値観によって決まるのであり、走りの本質で後悔する心配は全くないのです。

取り回しに影響する2kgの重量差

スペック表を見ると、SEの装備重量は178kg、スタンダードは176kgと、2kgの差があります。この数字を見て、「SEは少し重いのか…」と気になった方もいるかもしれません。しかし、結論から言えば、この2kgの差をライディング中に体感することはまず不可能です。

エリミネーターはもともと非常に低重心に設計されており、400ccクラスのバイクとしては驚くほど軽く感じられます。バイクをスタンドから起こす瞬間や、駐車場での押し引きといった場面でも、その軽快さは際立っています。その中で2kgの重量増は、ガソリンが2リッター強入っている程度の違いしかなく、ハンドリングや取り回しの感覚に影響を与えるレベルではありません。

したがって、「重さ」を理由にSEを敬遠する必要は全くありません。この2kgは、ドライブレコーダーやカウルがもたらす安心感や快適性と引き換えにした、ごくわずかな代償と考えるのが妥当でしょう。

momo
なるほど、2kgの差はガソリン量で変わる範囲だもんね。それなら全然気にならないな。

抜群の足つき性は両モデル共通

エリミネーターSEとスタンダードの違い

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エリミネーターが多くのライダー、特に初心者やリターンライダー、小柄な方から絶大な支持を得ている理由の一つが、その卓越した足つき性です。735mmというクラスでもトップレベルに低いシート高は、もちろんSEとスタンダードで全く変わりません。

身長170cmのライダーであれば両足のかかとまでべったりと地面に着き、信号待ちや渋滞路での停車時、あるいはUターンといった場面で絶大な安心感をもたらします。この心理的な余裕は、安全運転に直結する非常に重要な要素です。

足を投げ出すようなクラシックなクルーザースタイルではなく、自然な位置にステップがあるため、操作性も良好です。「足つきが良いバイクが欲しい」という理由でエリミネーターを検討しているのであれば、SE、スタンダードどちらを選んでも、その期待に120%応えてくれることは間違いありません。

実際のオーナーによる評価と評判

実際に両モデルを選んだオーナーたちは、どのような点に満足しているのでしょうか。SNSやレビューサイトから、それぞれの代表的な声を拾ってみましょう。

エリミネーターSE オーナーの声
「やっぱりドラレコとUSBが最初から付いているのは本当に楽。納車したその足でツーリングに行けるのは最高でした」「高速を走るとカウルの効果を実感します。見た目も引き締まって見えるので気に入っています」「全部込みでこの価格なら絶対SEがお得。後付けの手間を考えたら迷う余地はなかった」

スタンダード オーナーの声
「このシンプルなスタイルが好きでスタンダードにしました。余計なものが付いていない潔さが良い」「浮いた10万円でマフラーとシートをカスタム。自分だけの一台に仕上がって満足です」「ドラレコは自分で高性能なモデルを選んで付けたかったので、ベースとしては最適だった」

このように、どちらのオーナーも自身の選択に満足している様子がうかがえます。これは、どちらのモデルもそれぞれの価値観に応える魅力を持っていることの証左と言えるでしょう。

tomo
みんな自分のスタイルに合わせて選んでるんだね。どっちの選択もアリなんだな。[/st-kaiwa2 r]

リセールバリューに差は出るのか

バイクを乗り換える際の資産価値、つまりリセールバリューも気になるところです。一般的に、中古バイク市場では装備が充実した上級グレードの方が人気が高く、査定額も高くなる傾向にあります。

エリミネーターの場合も、将来的なリセールバリューはSEモデルの方がスタンダードモデルを上回る可能性が高いと予測されます。特に、現代のバイク選びで重要視されるドライブレコーダーやUSB電源がメーカー純正でクリーンに装着されている点は、大きなプラス査定要因となるでしょう。専用カラーの希少性も価格を後押しするかもしれません。

もちろん、最終的な査定額は車両の年式や走行距離、そして何よりコンディションに大きく左右されます。しかし、数年後に売却することを少しでも視野に入れているのであれば、購入時の99,000円の価格差は、売却時の査定額である程度相殺される可能性がある、と考えておいても良いかもしれません。

こんな人にはSEがおすすめ

エリミネーターSEとスタンダードの違い

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これまでの比較分析を踏まえ、エリミネーターSEが最適なパートナーとなるのは、次のようなライダーです。

  • 購入後のカスタムに手間や時間をかけず、すぐに快適な状態で乗り始めたい人
  • 通勤から長距離ツーリングまで、バイクを幅広く実用的に使いたい人
  • 万が一に備え、ドライブレコーダーによる安全対策を重視する人
  • 高速道路を走行する機会が多い人
  • SEに設定されている専用カラーやデザインが気に入った人
  • 後付け装備の費用対効果を考え、合理的な選択をしたい人

これらの項目に多く当てはまるなら、SEを選んで後悔する可能性は極めて低いでしょう。

スタンダードを選ぶべき人はこんな人

一方で、スタンダードモデルが輝きを放つのは、次のような価値観を持つライダーです。

  • バイクを自分色に染める「カスタム」の過程を楽しみたい人
  • まずは初期費用を抑え、必要に応じて装備を追加していきたい人
  • SEの装備(特にドラレコやカウル)に必要性を感じない人
  • エリミネーターの持つ素の素材感、シンプルなスタイルを愛する人
  • 取り付けたいパーツ(マフラー、スクリーン等)のブランドに強いこだわりがある人

バイクとの向き合い方として、こちらに共感する部分が多ければ、スタンダードはあなたにとって最高のキャンバスとなるはずです。

総括:エリミネーターSEとの違いは装備、価値観で選ぶのが最良

この記事では、エリミネーターSEとスタンダードモデルの違いを多角的に比較してきました。

momo
最後に、今回の記事内容のポイントをまとめます。

  • エリミネーターSEとスタンダードの価格差は99,000円である
  • 価格差は主に6つの専用装備(ドラレコ、USB、カウル等)の合計価値である
  • SEにはGPS対応の前後2カメラ式ドライブレコーダーが標準装備される
  • SEにはハンドル部にUSB Type-C電源ソケットが標準で付く
  • SE専用のヘッドライトカウルは高速走行時の疲労を軽減する効果がある
  • SEのシートは質感を高めたツートン仕様で、フォークブーツも装備する
  • SEにはスタンダードにない専用のカラーリングが設定されている
  • 走行性能に関わるエンジンやフレーム、足つき性は両モデルで完全に共通である
  • SEの重量はスタンダード比で2kg増だが、取り回しで体感できる差ではない
  • 抜群の足つき性を誇る735mmのシート高は両モデル共通の大きな魅力である
  • ETC2.0車載器は両モデルともに標準で装備されている
  • SEの専用装備を後から同等品質で揃えようとすると99,000円以上かかる可能性が高い
  • 手間や品質を考慮するとSEの価格設定はコストパフォーマンスに優れる
  • 実際のオーナーは、SEの全部入り構成、STDのシンプルさとカスタム性、双方に満足している
  • リセールバリューは装備が充実したSEの方が高くなる傾向が予測される
  • 購入後の手間を省きたい実用派にはSEが向いている
  • カスタムを楽しみたい、または初期費用を抑えたいならスタンダードが最適である
  • 最終的な選択は、装備の必要性と個人の価値観によって決まるべきである

最後に

今回は、カワサキ エリミネーターSEとスタンダードの違いについて、特に後付け費用という観点から徹底比較しました。SEのコストパフォーマンスの高さと、スタンダードのカスタムベースとしての魅力、どちらもエリミネーターというバイクの素晴らしい側面であることがお分かりいただけたかと思います。

この記事が、あなたの後悔のないバイク選びの一助となれば幸いです。

もしエリミネーターが属する400ccクラスの他のバイクにも興味があれば、当ブログの400ccおすすめバイク記事もきっと参考になるはずです。また、スタンダードモデルをベースにしたカスタムに挑戦したい方は、バイクカスタム入門記事も併せてお読みいただくことをおすすめします。

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