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刀400がダサいと言われる3つの理由と、それでも愛される魅力

GSX400Sカタナはダサいのか

mage: bikerbikest.com

唯一無二のデザインで今なお根強い人気を誇るスズキ GSX400S カタナ。しかし、その個性的なスタイルゆえか、一部では「刀400はダサい」といった声も聞かれます。「デザインは好きだけど、周りの評価が気になる…」「本当にダサいの?買うのはやめた方がいい?」と、疑問や不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私自身、様々なバイクのデザインを見てきましたが、この刀400ほど評価が分かれるバイクも珍しいと感じます。今回は、なぜ刀400が「ダサい」と言われてしまうのか、その理由を掘り下げつつ、決してそれだけではない魅力や、購入を検討する上で知っておくべき情報を徹底的に調査しました。

この記事では、刀400のデザイン評価の真相から性能、維持に関するリアルな情報まで、あなたが抱える疑問に多角的に答えていきます。表面的な評価に惑わされず、あなた自身の価値観で刀400を見つめ直すきっかけを提供できれば幸いです。

この記事を読むと分かること

  • 刀400が「ダサい」と評される具体的なデザインポイント
  • 伝説の1100カタナとの比較と評価の違い
  • 見た目だけじゃない性能面のリアルな評価と注意点
  • 肯定派の声やオーナーの評判から見える真の魅力

果たして刀400は本当に「ダサい」のでしょうか?この記事を最後まで読めば、その答えがあなたの中で見えてくるはずです。周りの評価よりも、あなた自身の「好き」という気持ちを大切に、後悔のないバイク選びを進めていきましょう。


刀400がダサいと言われるのはなぜ?理由を徹底解説

GSX400Sカタナはダサいのか

mage: bikerbikest.com

刀400が「ダサい」と言われる背景には、デザイン上の特徴や伝説的な兄貴分である1100カタナとの比較、そして性能や欠点など、様々な要因が絡み合っています。ここでは、その理由を一つずつ紐解いていきましょう。

  • 具体的にどこが「ダサい」ポイント?デザイン分析
  • 伝説の1100カタナと比較される宿命
  • 400cc化で失われた?デザインバランス
  • 発売当時のリアルな評判・評価を振り返る
  • 見た目だけじゃない?性能面のインプレッション
  • 無視できない欠点やウィークポイントはある?
  • 気になる重さ・足つき・取り回しをチェック

具体的にどこが「ダサい」ポイント?デザイン分析

「刀400、ダサい」と検索すると、様々な意見が見られますが、具体的にどのあたりがそう言われるのでしょうか。デザイン面で指摘されがちなポイントを分析してみましょう。

まずよく挙げられるのが、フロント周りの印象です。アイコンとも言えるリトラクタブルライトを採用した1100に対し、400は通常の固定式ヘッドライト。カタナらしいスラントノーズは健在ですが、ライト周りの造形が1100のシャープさに比べて、やや間延びして見える、あるいは少し野暮ったく感じる、という声があります。

次に、車体全体のボリューム感。1100の持つ迫力を400の車格で再現しようとした結果、特にタンクからシートにかけてのラインや、サイドカバーのデザインが、人によっては少し寸詰まりに見えたり、逆に厚ぼったく感じられたりすることがあるようです。

また、1100ではオプション扱いだったスクリーンが標準装備された点や、カラーリング、細部の質感なども、好みが分かれるポイントかもしれません。これらの要素が複合的に絡み合い、一部の人には「ダサい ポイント」と映ってしまう可能性があります。

ただ、忘れてはならないのは、デザインの評価は完全に主観であるということ。ある人にとって「ダサい」と感じる点が、別の人には「たまらなくカッコいい」個性として映るのが、バイクデザインの面白いところです。

伝説の1100カタナと比較される宿命

刀400のデザインを語る上で、どうしても避けて通れないのが、兄貴分であるGSX1100Sカタナの存在です。

1981年に登場した1100カタナは、ドイツのターゲットデザイン(ハンス・ムートが率いる)が手掛けた、それまでのバイクデザインの常識を覆すような斬新なものでした。「ケルンの衝撃」とも呼ばれ、世界中のライダーに強烈なインパクトを与えたまさに伝説的なモデルです。

そのあまりにも偉大な存在があるため、後から登場した400は、どうしても「1100のイメージを拝借したバイク」「スケールダウン版」という目で見られがちです。デザインの細部を比較され、「やはり本物(1100)とは違う」と評価されてしまうのは、ある意味、刀400の背負った宿命と言えるでしょう。

もちろん、スズキはターゲットデザインに許諾を得て、1100のデザインを400に落とし込んだと言われています。しかし、オリジナルのデザイナーが直接関わった1100と、その意匠を受け継いだ400では、どうしてもニュアンスの違いが出てしまうのかもしれません。

これは、まるで伝説の1100カタナという偉大な兄を持つ弟のような存在。常に比較され、時には厳しい評価を受けることもありますが、400には400ならではの魅力や価値が確かにあるのです。

momo
うーん、やっぱり1100と比べられちゃうのは仕方ないのかなぁ…。

伝説が偉大すぎますからね。でも、比べられるからこそ、400独自の良さを見出したくなる気持ちもわかります。
tomo

400cc化で失われた?デザインバランス

「伝説の1100カタナ」のデザインを、400ccクラスの車体に落とし込む。言葉で言うのは簡単ですが、実際には多くの困難があったはずです。

最も大きな違いはエンジンです。1100の空冷エンジンに対し、400は水冷エンジン(K711型)を採用。もちろん、水冷でありながら空冷フィン風のデザインを取り入れるなど、雰囲気を出そうという努力は見られます。しかし、エンジンの絶対的なサイズ感やシリンダーヘッド周りの造形は、やはり1100の持つ迫力とは異なります。これが、エンジン周りが少しスカスカに見える、と感じる一因かもしれません。

フレーム形式は同じダブルクレードルですが、当然ながら400ccのパワーに合わせた設計になっています。足回りも、フロント18インチ、リア17インチという、1100(前後19インチまたはF19/R17 ※モデルによる)とは異なる組み合わせを採用しました。このタイヤサイズの変更は、見た目のバランスにも影響を与え、「腰高に見える」「フロント周りの隙間が気になる」といった意見につながっているようです。

これらの要素が組み合わさることで、1100のデザインを忠実に再現しようとしたものの、結果として全体のバランスが微妙に崩れてしまった、あるいは1100とは異なる印象になってしまったと感じる人がいるのでしょう。400ccの車格に合わせる上での苦労が、デザインの評価にも影響しているのかもしれません。

発売当時のリアルな評判・評価を振り返る

では、GSX400Sカタナが登場した1992年当時、世間の反応はどのようなものだったのでしょうか?

当時は空前のバイクブームが少し落ち着き、レーサーレプリカ一辺倒だった流れから、ゼファー400に代表されるネイキッドモデルの人気が高まっていた時代です。そんな中での「中型カタナ」の登場は、大きな話題となりました。

肯定的な意見としては、「ついに中免でカタナに乗れる!」「1100のデザインをよくぞここまで再現してくれた」といった、憧れのカタナが身近になったことへの喜びの声が多く聞かれました。特に、その特徴的なスタイリングは、他のネイキッドとは一線を画す存在感を放っていました。

一方で、やはり発売当時のリアルな評判には厳しい意見もありました。「所詮は400cc」「1100の劣化コピー」「デザインが中途半端」といった声です。特に、オリジナルの1100カタナを知るライダーからは、デザインの細かな違いやスケールダウン感に対する指摘が少なくありませんでした。

また、ライバルとなる他の400ccネイキッド(ゼファー、CB400SF、XJR400など)と比較して、やや特殊なポジションや、絶対的な速さよりも雰囲気を重視したキャラクターが、評価の分かれる要因にもなったと考えられます。

このように、刀400は登場時から賛否両論を巻き起こす、良くも悪くも注目度の高いバイクだったのです。

yuka
なるほど、出た時から意見が分かれてたんですね。やっぱりカタナっていう名前は特別だったんだなあ。

見た目だけじゃない?性能面のインプレッション

カタナと言えば、まずその独特なデザインに目が行きがちですが、バイクとしての基本的な走り、つまり性能面はどう評価されているのでしょうか。

搭載されるエンジンは、GSX-R400(初期型)系の水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒エンジン(K711型)。最高出力は当時の自主規制値である53馬力を発生します。レーサーレプリカ譲りのエンジンですが、刀400では中低速トルクを重視したセッティングが施されており、高回転まで回してパワーを絞り出すタイプというよりは、街乗りやツーリングで扱いやすい、比較的フラットなトルク特性を持っています。

実際に乗ってみると、「意外とスムーズで乗りやすい」「トルクがあってズボラな運転もできる」といった声が聞かれます。過激さはないものの、必要十分なパワーがあり、見た目のインパクトに反して、意外と扱いやすいエンジン特性と言えるでしょう。

ハンドリングに関しても、フレーム剛性は十分に確保されており、素直で安定感のあるコーナリングが可能です。ブレーキもフロントにダブルディスクを採用しており、車重を考えれば標準的な制動力を備えています。

もちろん、最新のバイクと比較すれば設計の古さは否めませんが、デザインだけでなく、走行性能においても「カタナ」の名に恥じない、しっかりとした基本性能を持っていたバイクなのです。

無視できない欠点やウィークポイントはある?

魅力的なバイクである一方、GSX400Sカタナにも、やはり知っておくべき欠点やウィークポイントが存在します。特に、発売から30年以上が経過した旧車であることを考えると、いくつか注意が必要です。

まず、多くのオーナーが指摘するのが「錆びやすさ」です。特にフレームの塗装が弱いと言われており、年月と共に錆が発生しやすい傾向にあります。購入を検討する際は、フレームの状態をしっかりチェックすることが重要です。

次に、電装系のトラブルも比較的よく聞かれる話です。特にイグナイターの故障は定番のトラブルの一つとされています。また、ヘッドライトが暗いという声も多いようです。これらは旧車全般に言えることですが、刀400も例外ではありません。

さらに、純正部品の供給状況も気になるところです。まだ出るパーツもありますが、徐々に廃盤になっているものも増えています。中古パーツの流通は比較的ありますが、維持していく上でパーツ探しに苦労する場面も出てくるかもしれません。無視できない欠点として、維持費や手間がかかる可能性は考慮しておくべきでしょう。

メンテナンス性についても、例えばプラグ交換がしにくいなど、現代のバイクと比べると手間がかかる部分もあります。デザインに惚れて購入しても、こうした旧車としての覚悟も必要になってくる点は、覚えておきましょう。

momo
うわー、やっぱり旧車はいろいろと手がかかるんですね…。サビとか電装系は心配だなあ。

気になる重さ・足つき・取り回しをチェック

刀400は、そのデザインからボリューム感があり、大きく見えるバイクですが、実際の重さや取り回し、足つき性はどうなのでしょうか。

スペック上の乾燥重量は182kg。これは当時の400ccクラスとしては、特別重いわけではありませんが、決して軽くもありません。装備重量では200kgを超えてきます。実際に跨ってみると、数値以上に重さを感じるという声も聞かれます。これは、重心の位置や車体のバランスによるものかもしれません。

シート高は750mmと、数値だけ見ればそれほど高くありません。しかし、シートの幅が比較的広いため、スペック上の数値ほど足つきが良いとは言えないようです。身長によっては、両足の踵が浮いてしまう可能性も。特に小柄な方は、一度実際に跨って確認することをおすすめします。

ハンドルの切れ角も、他のネイキッドバイクと比べるとやや小さい傾向にあります。そのため、Uターンや狭い場所での取り回しには少し慣れが必要かもしれません。

ライディングポジションは、1100カタナよりはアップライトになっているものの、現代のネイキッドと比べるとやや前傾姿勢になります。これも好みが分かれるところでしょう。

総じて、取り回しや足つき性は「抜群に良い」とは言えませんが、慣れの範囲とも言えます。ただし、バイク初心者の方や体力に自信のない方は、購入前に試乗して確認するのが一番確実です。

刀400のダサい評価を覆す!隠れた魅力と中古購入ガイド

GSX400Sカタナはダサいのか

mage: bikerbikest.com

「ダサい」という評価は一面的なもの。刀400には、それを補って余りある独自の魅力が確かに存在します。ここでは、肯定的な声やリアルな評判、そして後悔しないための中古選びのポイントなどを詳しく見ていきます。

  • 「この個性がたまらない!」肯定派の声と魅力
  • 現オーナーが語るリアルな評判(SNS調査含む)
  • じゃない方のカタナ?250との違いを比較解説
  • カスタム次第で「ダサい」印象は払拭できる?
  • 実用性は?気になる燃費と最高速データ
  • 今が買い時?中古相場と選び方の注意点
  • 周りの目が気になる人へ 後悔しない選び方のヒント
  • 総括:刀400のダサい評価を超えた個性の輝き

「この個性がたまらない!」肯定派の声と魅力

ネガティブな評価があるのは事実ですが、それ以上にGSX400Sカタナを「かっこいい!」「最高だ!」と絶賛する声が多いのもまた事実です。肯定派のライダーたちは、刀400のどこに魅力を感じているのでしょうか。

まず、何と言ってもその唯一無二のデザインを挙げる声が圧倒的です。1100とは違うと言われようとも、紛れもなく「カタナ」のDNAを受け継ぐそのスタイリングは、他のどんなバイクにも似ていません。「この形じゃなきゃダメなんだ」という強いこだわりを持つファンが多く存在します。

次に、400ccクラスとは思えない堂々とした車格と存在感も魅力の一つ。所有する満足感が高い、という声もよく聞かれます。そして、「中型免許で、あのカタナに乗れる」という特別感は、発売当時も今も、多くのライダーにとって大きな魅力であり続けています。

中には、「完璧にカッコいい」のではなく、どこか不器用さやアンバランスさを感じる部分も含めて「ダサかっこいい」と捉え、その個性を愛でる人もいます。流行に左右されない、肯定派の声と魅力は、理屈を超えた特別な存在感を刀400が持っていることの証明と言えるでしょう。

わかる気がする!完璧じゃないところに愛着が湧くことってありますよね。
tomo

momo
そうそう、ちょっとクセがある方が、逆に「俺だけが分かってる」みたいな満足感があったりしてね。

現オーナーが語るリアルな評判(SNS調査含む)

実際に刀400を所有しているオーナーたちは、日々どのように感じているのでしょうか。バイクコミュニティサイトや個人のブログ、そしてX(旧Twitter)などのSNSで見られるリアルな声を集めてみました。

満足している点としては、やはり「デザインが好き」「カタナに乗っているという所有感」「見た目に反して意外と乗りやすいエンジン」「トルクがあって扱いやすい」といった声が多く見られます。現オーナーが語るリアルな評判からは、デザインへの強い愛着と、実用面での意外な評価が伺えます。

一方で、不満点としては「やはり重い」「足つきが良くない」「錆びやすい」「電装系が弱い」「パーツの入手に苦労する」「維持費がかかる」など、旧車ならではの悩みが多く挙げられています。特に、メンテナンスの手間や故障のリスクについては、覚悟が必要という意見が目立ちます。

SNS(#GSX400Sカタナ など)を覗いてみると、ツーリング先での写真や、カスタムの記録、メンテナンスの苦労話などが投稿されており、手間がかかる部分も含めて愛着を持って付き合っている様子が伝わってきます。「手のかかる子ほど可愛い」ということなのかもしれませんね。

じゃない方のカタナ?250との違いを比較解説

スズキのミドルクラスのカタナには、400だけでなく、ほぼ同時期に発売されたGSX250Sカタナも存在します。「じゃない方のカタナ」なんて言われ方もしますが、この2台にはどのような違いがあるのでしょうか。

まずデザイン面。ぱっと見は非常によく似ていますが、細部を見ると違いがあります。例えば、タンク形状は400の方がより1100に近いボリューム感があり、マフラーも400は左右2本出し(1100後期と同様)ですが、250は右側集合タイプです。ホイールデザインやブレーキ(400はFダブルディスク、250はシングル)も異なります。全体的に、400の方がより1100の雰囲気を色濃く再現していると言えるでしょう。

エンジンはもちろん異なり、400は53馬力、250は40馬力。車重も400(乾燥182kg)の方が250(乾燥160kg)より20kg以上重くなっています。走りのキャラクターも異なり、トルクフルで扱いやすい400に対し、250はより高回転まで回して楽しむ軽快なフィーリングを持っています。

中古市場では、一般的に250の方がタマ数が少なく、価格もやや高値で推移する傾向があるようです。どちらが良いかは一概には言えませんが、より1100に近い雰囲気を求めるなら400、軽快さや希少性を重視するなら250、という選択になるでしょうか。好みや用途に合わせて選ぶのが良さそうです。

yuka
へぇー、250もあったんだ!デザインも結構違うんだね。どっちも魅力的だなあ。

カスタム次第で「ダサい」印象は払拭できる?

「ノーマルのデザインはちょっと…」と感じる人にとって、カスタムは大きな魅力です。GSX400Sカタナも、カスタムベースとして非常に人気のある車種の一つ。果たして、カスタム次第で「ダサい」という印象は払拭できるのでしょうか?

定番のカスタムとしては、マフラー交換(集合管など)、ハンドル交換(セパハン化など)、ホイール交換(インチアップ、デザイン変更)、足回り強化(倒立フォーク化など)、そしてオールペンなどが挙げられます。これらのカスタムによって、バイクの印象はガラリと変わります

特に人気なのが、よりGSX1100Sカタナに近づける「1100ルック」カスタム。外装パーツを流用したり、カラーリングを似せたりすることで、憧れのスタイルを実現しようとするオーナーは少なくありません。もちろん、完全に同じにするのは難しいですが、雰囲気を近づけることは可能です。

では、「ダサい」と言われがちなポイントはカスタムで解消できるのでしょうか?例えば、ヘッドライト周りを社外品のカウルやライトに交換したり、全体のカラーリングを変更したりすることで、野暮ったさを軽減することは可能です。ただし、やりすぎるとカタナらしさが失われてしまう可能性も。

刀400のカスタムは、自分だけのカタナを作り上げる楽しみがある一方で、全体のバランスを考えるセンスも問われます。ノーマルの良さを活かしつつ、自分の好みに合わせて個性を加えていくのが、刀400カスタムの醍醐味と言えるでしょう。

実用性は?気になる燃費と最高速データ

個性的なデザインが魅力の刀400ですが、バイクとしての基本的な実用性、特に燃費や最高速はどの程度なのでしょうか。

まず燃費について。カタログスペック上の定地燃費は36.0km/L(60km/h走行時)と記載されていますが、これはあくまで理想的な条件下での数値です。オーナーの報告を見ると、実際の燃費は街乗りでリッターあたり15~18km程度、ツーリングで20~25km程度といった声が多いようです。当時の400cc4気筒モデルとしては標準的なレベルと言えるでしょう。

燃料タンク容量は17Lと、400ccクラスとしては比較的大容量です。仮に燃費を20km/Lとすると、計算上の航続距離は340km。ツーリングも十分にこなせる航続距離を持っていると言えます。

最高速については、公称データはありません。一般的には160km/h~170km/h程度ではないかと言われています。高速道路での追い越しなど、実用上困ることはまずないでしょう。

積載性に関しては、シート下のスペースはほとんどなく、荷物を積むにはシートバッグやキャリアの装着が必要です。快適性についても、やや前傾のポジションや振動など、最新のバイクと比べると劣る面はあります。

総じて、特別実用性が高いバイクではありませんが、日常的な使用やツーリングには問題なく対応できるレベルと言えます。

momo
燃費は思ったより悪くないかな?タンクも大きいし、ツーリングには使えそうだね!

そうですね!最高速も十分ですし、見た目だけじゃなく、ちゃんと走れるバイクですよ!
tomo

今が買い時?中古相場と選び方の注意点

GSX400Sカタナを手に入れたいと考えた場合、必然的に中古車を探すことになります。現在の市場状況や価格相場、そして購入時の注意点を見ていきましょう。

中古相場と選び方の注意点ですが、まず価格帯は非常に幅広いです。安いものでは20万円台から見つかることもありますが、状態の良いものやカスタムされたものは80万円以上、場合によっては100万円近い値が付くこともあります。年式や走行距離よりも、現車のコンディションが価格を大きく左右するのが特徴です。

タマ数(市場に出回っている数)は、残念ながら年々減少傾向にあり、特に状態の良いノーマル車や、センス良くカスタムされた車両は少なくなっています。「買い時」かどうかで言えば、良い個体を見つけたら早めに決断した方が良いかもしれませんが、焦りは禁物です。

中古車選びで最も重要なのは、車両の状態チェックです。

  • フレームや足回りの錆び、歪み(事故歴の有無)
  • エンジンからの異音、白煙、オイル漏れ
  • 電装系の動作確認(灯火類、充電状況)
  • タンク内の錆び
  • 消耗品(タイヤ、ブレーキ、チェーンなど)の状態
  • カスタムされている場合は、その内容と状態

可能であれば、信頼できるバイクショップで購入するか、バイクに詳しい友人に同行してもらうのが安心です。古いバイクなので、購入後のメンテナンスや修理に対応してくれるショップを見つけておくことも重要。状態の良い個体を見つけるのが鍵であり、焦らずじっくり探す姿勢が大切です。

周りの目が気になる人へ 後悔しない選び方のヒント

「刀400、かっこいいと思うんだけど、『ダサい』って言われたら嫌だな…」そんな風に、周りの目が気になって一歩踏み出せない方もいるかもしれません。

確かに、刀400は万人受けするデザインではないかもしれません。しかし、考えてみてください。バイク選びで最も大切なのは何でしょうか?それは、周りの評価ではなく、あなた自身がそのバイクを本当に好きかどうか、ではないでしょうか。

他人の意見に流されて選んだバイクは、結局のところ心から満足できないかもしれません。逆に、周りに何と言われようと、自分が「これだ!」と思ったバイクに乗る喜びは、何物にも代えがたいものです。

もしあなたが刀400のデザインに強く惹かれるのであれば、その個性を丸ごと受け入れる覚悟があるかどうか、自問してみてください。「ダサい」という評価も含めて、そのバイクの持つ歴史やストーリーを愛せるかどうか。それが、後悔しないバイク選びの重要なポイントです。

もちろん、勢いだけで決めるのではなく、しっかりと情報を集め、可能であれば試乗して、自分の感覚を確かめることも大切です。そして、最終的に決めるのは自分自身の心です。周りの声に惑わされず、あなたの「好き」という気持ちを信じて、最高の相棒を見つけてください。

momo
確かに…。結局は自分が乗りたいかどうかが一番大事だよね。

その通りです!自信を持って好きなバイクに乗るのが、一番かっこいいですよ!
tomo

総括:刀400のダサい評価を超えた個性の輝き

ここまで、GSX400S カタナが「ダサい」と言われる理由から、その魅力、中古選びの注意点まで詳しく見てきました。様々な側面を知ることで、刀400というバイクの奥深さを感じていただけたのではないでしょうか。

momo
最後に、今回の記事内容のポイントをまとめます。
  • 刀400が「ダサい」と言われる主な理由はデザインにある
  • 特にヘッドライト周りや全体のバランスが指摘されがち
  • 伝説的なGSX1100Sカタナと比較される宿命を持つ
  • 400cc化に伴うデザイン上の制約があった可能性
  • 発売当時は賛否両論の評価であった
  • 性能面では見た目に反して扱いやすい水冷エンジン搭載
  • 中低速トルクがあり街乗りやツーリングに適する
  • 旧車ゆえの欠点(錆び、電装系トラブル)は覚悟が必要
  • 純正部品の供給は徐々に減少傾向にある
  • 車重はやや重めで、取り回しには慣れが必要な場合も
  • シート高は数値ほど低くなく、足つき性は要確認
  • 一方で「かっこいい」という肯定的な評価も非常に多い
  • 唯一無二のデザインと存在感が最大の魅力
  • 現オーナーは手間も含めて愛着を持っていることが多い
  • 弟分のGSX250Sカタナとはデザイン・性能共に違いあり
  • カスタム次第で印象を大きく変えることが可能
  • 燃費はリッター15~25km程度、タンク容量は17L
  • 中古市場では価格差が大きく、状態の見極めが最重要
  • 周りの評価よりも自分の「好き」という感性を信じるべき
  • 「ダサい」評価も個性と捉え、愛せるかがポイント

最後に

今回は、スズキ GSX400S カタナ(刀400)が「ダサい」と言われる理由から、その隠れた魅力、そして中古車選びのポイントまで、詳しく解説しました。「ダサい」という評価は一面的なものであり、その個性的なデザインや背景を知ることで、唯一無二の魅力が見えてきたのではないでしょうか。

バイク選びは、スペックや評判だけでなく、ご自身の感性やライフスタイルに合うかどうかが非常に重要です。この記事が、あなたが刀400というバイクと向き合い、納得のいく決断をするための一助となれば幸いです。


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