当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています オンロードバイク スズキ

SV650は普段使い最強?リアルな評価と積載・シートの弱点対策

スズキSV650で街中を颯爽と走るライダー

image: bikerbikest.com

「大型バイクは欲しいけど、重くて街乗りには向かないんじゃないか」「毎日の通勤や買い物にも気軽に使える大型バイクはないだろうか」。そんな悩みを抱えながらバイク選びをしている方は多いのではないでしょうか。休日だけのツーリングマシンとしてだけでなく、日々の足としても活躍してくれる相棒を探しているのなら、スズキのSV650は間違いなく候補に挙がる一台です。しかし、実際に所有してみると、Vツインエンジン特有の乗りにくさや、絶望的なまでに無い積載スペース、そして長時間の乗車でお尻が痛くなるシートなど、普段使いのハードルとなる「リアルな現実」に直面することになります。

本記事は、24年にわたり様々なバイクを乗り継ぎ、自身で整備も行うベテランライダーの視点から、SV650を日々の足として使うための実践的なノウハウをまとめた完全マニュアルです。特有のギクシャク感を抑えるライディングテクニックから、車体の美しいスタイルを崩さずに利便性を劇的に向上させる必須のカスタムパーツまで、余すところなく解説します。

果たして、SV650は「普段使いの足」として本当に優秀なのでしょうか?その答えと、最強のコミューターへと変貌させるための具体的な対策に迫ります。

この記事を読むと分かること

  • SV650が普段使いで高く評価される理由と圧倒的なコストパフォーマンス
  • 極低速でのエンストやギクシャク感を防ぐための具体的な操作テクニック
  • 標準状態では皆無である積載スペースを確保するおすすめのカスタム術
  • 長距離でお尻が痛くなる「魔のシート」を改善するための効果的な方法

バイクを高く売りたい方へ。高額買取で評判の出張査定サービス!

バイク買取専門店バイクワン

SV650が「普段使い最強」と評価される理由とVツインの洗礼

街中の交差点で信号待ちをするスズキSV650

image: bikerbikest.com

大型なのに400cc感覚?スリムな車体と抜群の足つき

シート高785mmのスズキSV650にまたがり、両足がしっかりと地面に着いている様子

image: bikerbikest.com

大型バイクってやっぱり重くて、毎日の街乗りや通勤に使うのはしんどくないですか?
tomo
momo
多くの大型モデルはそうですが、SV650は例外です。まさに400ccクラスの感覚で気軽に乗れるのが最大の魅力なんですよ。

街乗りや通勤など、毎日のようにバイクに乗る「普段使い」において、最も重要になるのが車体の取り回しのしやすさと足つきの良さです。SV650は、水冷90度Vツインエンジンと軽量なトラスフレームを採用している恩恵で、車体が非常にスリムに仕上がっています。ABS搭載モデルでも装備重量はわずか199kgと、大型バイクとしては破格の軽さを誇ります。この200kgを切るという数値は、駐車スペースから引っ張り出したり、狭い駐輪場で切り返しを行ったりする際の心理的なハードルを大きく下げてくれます。

さらに、シート高は785mmと低めに設定されており、シートの前方部分がスッと絞り込まれているため、両足をまっすぐ地面に下ろしやすい構造になっています。身長165cm〜170cm前後のライダーでも、かかとまでしっかりと接地する安心感があり、ストップ&ゴーが連続する市街地の走行でも疲労をほとんど感じさせません。大型バイクでありながら、まるで一回り小さな中型バイクを操っているかのような手軽さを持っているのが、SV650が多くのオーナーから「普段使い最強」と評価される最大の要因です。200kgを切る軽さと785mmの低いシート高がもたらす安心感は、毎日の通勤やちょっとした買い物など、日常の足として使う上で絶対的な正義となります。

SV650の取り回しの良さを支えるポイント

  • 装備重量199kgという大型らしからぬ軽さ
  • Vツインエンジンとトラスフレームによるスリムな車体
  • シート高785mmと絞り込まれた形状が生む抜群の足つき

街乗りの神機能「ローRPMアシスト」の本当の実力

渋滞路を低速でダラダラと進んだり、交差点を曲がるために極低速で半クラッチを使ったりする場面は、街乗りにおいて避けては通れないシチュエーションです。このような状況で初心者が最も恐れるのが「エンスト」による立ちゴケですが、SV650にはこの不安を解消してくれる素晴らしい電子制御機能が搭載されています。それが「ローRPMアシスト」です。

この機能は、発進時や低速走行時においてクラッチを繋いでいくと、システムが自動的にエンジン回転数をわずかに高めてくれるというものです。つまり、ライダーが右手でスロットル(アクセル)を細かく煽って回転数を維持しなくても、左手のクラッチ操作だけで車体がヌルッと滑らかに動き出してくれるのです。特に朝の通勤ラッシュなどの渋滞時において、この恩恵は計り知れません。右手の繊細なアクセルワークから解放されることで、精神的な余裕が生まれ、肉体的な疲労も大幅に軽減されます。

ベテランライダーであっても、不意のエンストを防いでくれるこのアシスト機能の恩恵は大きく、「一度慣れてしまうと他のバイクに乗った時にエンストしそうになる」という声が上がるほどです。過剰な電子制御を持たないSV650において、このローRPMアシストは、普段使いの快適性を劇的に向上させるまさに「神機能」と言えるでしょう。街中でのストップ&ゴーをストレスなくこなせる点は、日常の足としての評価を一段と高めています。

ローRPMアシストがもたらすメリット

  • 発進時のエンストリスクを大幅に軽減
  • 渋滞時における右手のアクセル操作の疲労を激減
  • 極低速でのUターンや切り返しに精神的な余裕を生む

レギュラー仕様&実燃費25km/Lの圧倒的コスパ

普段使いのバイクとして長く付き合っていく上で、決して無視できないのが「ランニングコスト」です。毎日のように通勤や買い物で乗るとなれば、ガソリン代は家計にダイレクトに響いてきます。その点において、SV650は大型バイクというカテゴリーの常識を覆すほどの圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。

まず特筆すべきは、その燃費の良さです。複数のオーナーの運用データによれば、ストップ&ゴーが多い街乗り中心の走行であっても、実燃費で21km/L〜25km/Lという非常に優秀な数値を叩き出します。流れの良い幹線道路やツーリングであれば30km/L前後に達することもあり、14リットルのタンク容量でも満タンで300km以上の航続が十分に可能です。さらに、多くの大型バイクがハイオクガソリンを指定する中、SV650はレギュラーガソリン仕様であるという点も大きな魅力です。

日々のガソリン代が安く済むことは、気兼ねなくバイクを引っ張り出して街へ出かけるための強い動機付けになります。車検費用やタイヤ代といった大型バイクならではの固定費はかかりますが、日々の燃料代という最も身近なランニングコストを低く抑えられるのは、SV650を日常の足として選ぶ際の決定的なメリットと言えます。車検費用などを含めた全体的な維持費について詳しく知りたい方は、バイク維持費で250と400を比較した記事なども参考にしつつ、大型維持のイメージを掴んでみてください。

SV650のランニングコストの強み

  • 街乗りでも20km/L台半ばをキープする低燃費
  • 大型バイクとしては珍しいお財布に優しいレギュラーガソリン仕様
  • 燃費の良さがもたらす300km以上の実用的な航続距離
補足事項
タイヤの空気圧を適正(フロント2.25 / リア2.50 kg/cm2など)に保つことや、チェーンの注油といった基本的なメンテナンスを怠らないことが、この優秀な燃費を維持するための秘訣です。
燃費情報の取扱について
本記事で紹介している燃費数値はオーナーの実測値に基づくものであり、走行環境やライダーの体重、アクセルワークによって変動します。

【注意】低速ギアの強力なエンブレとギクシャク感

ここまでSV650の扱いやすさやメリットを解説してきましたが、普段使いにおいて絶対に知っておくべき「Vツインエンジン特有の洗礼」とも言えるデメリットが存在します。それは、1速から3速といった低速ギアでの走行時に現れる、強力なエンジンブレーキとスロットル操作に対するダイレクトすぎる反応です。

SV650が搭載する90度Vツインエンジンは、走り出しから非常に豊かな低速トルクを発揮します。これは加速の力強さというメリットである反面、アクセルを少し戻しただけでガツンと強力なエンジンブレーキが効いてしまうという特性を生み出します。特に渋滞路などで低速ギアのままアクセルをオン・オフするようなラフな操作をしてしまうと、車体が前後に強く揺すられ、ひどくギクシャクとした走りになってしまいます。

このようなギクシャク感は、ライダー自身の疲労を蓄積させるだけでなく、タンデム(二人乗り)をしている場合にはパッセンジャーのヘルメットがぶつかってしまう原因にもなります。400ccの直列4気筒などの滑らかなエンジンフィーリングに慣れている初心者ライダーにとっては、この「ドンツキ」と呼ばれるダイレクトな反応が、街乗りでの乗りにくさや怖さに繋がってしまうケースも少なくありません。SV650を普段使いする上では、このじゃじゃ馬とも言える低速域の特性を理解し、適切に手懐ける必要があります。

低速域におけるVツインエンジンの注意点

  • 低速ギアでのアクセルオフ時に強力なエンブレが発生する
  • スロットル操作に対する反応がダイレクトで車体が揺すられやすい
  • ラフな右手の操作は疲労の蓄積や立ちゴケのリスクを高める

Vツインの洗礼!極低速のシビアさはリアブレーキで制す

極低速でのドンツキを防ぐため、リアブレーキを繊細に操作するライダーの足元

image: bikerbikest.com

エンジンブレーキが強くて低速でギクシャクしてしまうのは、どうやって対策すればいいんですか?
tomo
momo
右手のアクセル操作だけで速度を調整しようとすると失敗します。「半クラッチの固定」と「リアブレーキの引きずり」を組み合わせるのがベテランの定石です。

街中の渋滞やUターンなど、極低速でのギクシャク感を防ぎ、SV650を滑らかに操るための具体的なライディングテクニックを解説します。結論から言えば、低速域で速度を微調整したい時に、右手のスロットル(アクセル)を開け閉めしてコントロールしようとするのはNGです。Vツインの強いトルクがダイレクトに反応してしまい、車体が暴れてしまいます。

そこで重要になるのが、先ほど紹介した「ローRPMアシスト」と「リアブレーキ」の連携です。極低速で進む際は、アクセルは一定に保つか、あるいは完全に閉じた状態にし、左手のクラッチを半クラッチ状態のまま固定します。すると、ローRPMアシストがエンストしないようにエンジン回転数を自動で保ってくれます。この状態で、右足のリアブレーキを軽く踏み込みながら(引きずりながら)速度を抑えつけ、進みたい時は少しブレーキを緩めるという操作を行います。

つまり、エンジン側からは常に一定の駆動力をかけ続け、それをリアブレーキの摩擦でコントロールすることで、チェーンのたるみが張った状態を維持し、車体を極めて安定させることができるのです。この「リアブレーキでの速度調整」をマスターすれば、Vツインのシビアなドンツキを完全に封じ込め、まるでスクーターのように滑らかで安全な極低速走行が可能になります。

極低速を滑らかに走るためのベテランの操作術

  • アクセルは開け閉めせず、一定か全閉をキープする
  • ローRPMアシストを信じて半クラッチ状態を固定する
  • 速度の微調整はすべて右足のリアブレーキの踏み加減で行う

小回りが苦手?ハンドルの切れ角不足を補うライン取り

SV650を普段使いの足として運用する際に、駐車場の出し入れや狭い路地でのUターンで多くのオーナーが実感するもう一つの弱点が、「ハンドルの切れ角の少なさ」です。車体自体は非常にコンパクトで軽量なのですが、採用されているトラスフレームの構造上、フロントフォークが左右に可動する範囲が物理的に制限されており、ハンドルをフルロックしても予想以上に小回りが効きません。

教習所で乗ったバイク(CB400SFなど)の感覚でハンドルを切ってUターンしようとすると、「あれ?これ以上ハンドルが切れない!」と焦ってしまい、思わずバランスを崩して立ちゴケの危機に陥ることがあります。この最小回転半径の大きさは、ストップ&ゴーの多い市街地や、切り返しが必要な狭い駐輪場において、確かなストレス要因となり得ます。

この弱点を補うためには、物理的なカスタム(切れ角を増やすパーツなどは実質存在しません)に頼るのではなく、日々の運用における「意識とライン取り」でカバーする必要があります。狭い場所に進入する際は、最初から大回りになることを想定した余裕のあるライン取りを心がけることが鉄則です。無理に小さく回ろうとせず、必要であれば一度停止して、足つきの良さを活かして両足でバタバタと車体をバックさせる「切り返し」を躊躇なく行う方が、結果的に転倒リスクをゼロに抑える賢い普段使いの作法と言えます。

切れ角不足による立ちゴケを防ぐポイント

  • 最小回転半径が大きいことを常に意識し、無理な小回りを避ける
  • Uターン時は教習車以上に余裕を持った大回りのライン取りをする
  • 狭い場所では無理せず両足をついて確実に切り返しを行う

街乗りで6速はNG?「4速」活用でスムーズな走りを

燃費を少しでも良くしようと、市街地を走っている時に早め早めにシフトアップを行い、高いギア(5速や6速)で低回転を維持しようとするライダーは少なくありません。しかし、SV650で普段使いをする場合、この「無理なエコドライブ」はかえって走りの快適性を損ない、車体にも悪影響を与えてしまいます。

SV650の6速ギアは、基本的に高速道路などを一定の速度で巡航するためのオーバードライブ的な設定になっています。そのため、ストップ&ゴーが多い街中で、時速60km未満の低い速度のまま無理に6速に入れると、エンジンがガクガクと脈打つ「ノッキング」という現象が発生しやすくなります。ノッキングはエンジン内部のパーツに負担をかけるだけでなく、いざ加速しようとアクセルを開けても全くパワーが付いてこないため、非常に危険でストレスの溜まる走りになってしまいます。

オーナーの多くが口を揃えて言うのが、街中では「4速」あたりをメインに使うのが最もスムーズで走りやすいという事実です。4速であれば、市街地の速度域でもノッキングを起こさずにVツインらしい鼓動感を楽しめ、いざという時の加速力も十分に確保できます。燃費を気にして無理に6速を使うよりも、4速や5速で適切な回転数を保ちながら滑らかに走る方が、結果的にギクシャク感を抑えられ、ストレスフリーな普段使いを実現できるのです。

街乗りでのスムーズなギア選択のコツ

  • 時速60km未満での無理な6速使用はノッキングの原因になる
  • 市街地では低速からの加速に優れる「4速」をメインに活用する
  • エンジンが苦しそうにガクガクしたら迷わず一つギアを下げる

SV650の普段使いを快適にする必須カスタムと積載術

毎日の通勤や買い物を快適にするGIVI製トップケースやKIJIMA製メーターバイザーでカスタムされたSV650

image: bikerbikest.com

標準状態の「積載ゼロ」問題をどう解決するか

普段はリュックを背負って乗っているんですが、夏場は背中が蒸れるし肩も凝るので、バイク側に荷物を積みたいです。SV650って収納スペースはあるんですか?
tomo
momo
残念ながら、SV650の標準状態における収納スペースは文字通り「ゼロ」です。カッパどころか、折りたたみ財布を入れる隙間すらありません。普段使いには積載カスタムが絶対不可欠です。

SV650の美しいトラスフレームとスリムなテールカウルは、スポーティなスタイリングを強調する素晴らしいデザインですが、その代償として積載性は完全に犠牲になっています。タンデムシートの下を開けても、そこにあるのはETC車載器と車載工具が辛うじて収まる程度の極小スペースのみ。急な雨に備えたレインコートや、ちょっとした買い物袋を忍ばせておくような余裕は一切ありません。

日常の足として通勤や買い物に使うのであれば、この絶望的なまでの積載ゼロ問題を解決しない限り、使い勝手は最悪と言わざるを得ません。毎回重いリュックを背負って乗るのも一つの手ですが、長時間のライディングでは疲労が蓄積し、肩こりや背中の蒸れに悩まされることになります。だからこそ、SV650を普段使いの最強マシンへと昇華させるためには、用途に合わせた適切なバッグやキャリアを追加するカスタムが必須科目となるのです。

SV650における積載の現実と対策の必要性

  • シート下収納は皆無であり、標準状態では何も積めない
  • リュックサックの常時使用は疲労蓄積と快適性の低下を招く
  • 普段使いを快適にするには、用途に応じた積載カスタムが絶対条件

スタイルを崩さない「折りたたみ式シートバッグ」

スズキSV650の美しいシルエットを崩さずに装着されたFASTPACK等の折りたたみ式シートバッグ

image: bikerbikest.com

「荷物は積みたいけれど、SV650のリア周りのスッキリした美しいデザインを大きな箱やバッグで崩したくない」。そんなデザイン重視のオーナーに強くおすすめしたいのが、使わない時はペタンコにできる「折りたたみ式シートバッグ」の導入です。

その代表格として知られるのが「FASTPACK」などの海外製アイテムです。これはタンデムシートに直接被せてマジックテープ等で固定するタイプの特殊なバッグで、最大の特徴は荷物がない時は平らにたたんでシートの一部のように同化させることができる点にあります。一見すると何も装着していないかのように見えますが、出先で急に荷物が増えたり、買い物をしたりした際には、ジッパーをサッと開いて立体的に広げることで、約10リットル前後の十分な容量を確保できるという優れものです。

このタイプのバッグであれば、大げさなキャリアを組む必要もなく、SV650の持つネイキッド本来のスポーティなシルエットを維持したまま、普段使いに必要な最低限の利便性を手に入れることができます。週末のショートツーリングや、身軽に街へ繰り出したい時のベストチョイスと言えるでしょう。

折りたたみ式シートバッグの魅力

  • 使わない時は平らになり、車体の美しいスタイルを一切崩さない
  • 必要な時だけ容量を拡張でき、ちょっとした買い物に大活躍
  • キャリア等の大掛かりなステーが不要で手軽に導入できる

Amazonで詳細を見る

給油も楽々!ワンタッチ着脱式「タンクバッグ」

スマートフォンや財布、高速道路のチケット、あるいは飲み物など、手元に置いてすぐに取り出したい小物を収納するのに最適なのが「タンクバッグ」です。しかし、従来のマグネット式タンクバッグは、着脱の際にタンクの塗装に細かな擦り傷をつけてしまったり、給油のたびに邪魔になったりするという難点がありました。

そこでおすすめしたいのが、給油口のボルト穴を利用して専用のアタッチメント(リング)を取り付け、そこにバッグをカチッとはめ込む「ワンタッチ着脱式」のタンクバッグです。GIVIの「イージーロック」シリーズや、ワンダーリッヒの「CLICK BAG」などがこのシステムを採用しています。

この方式最大のメリットは、バッグの底面がタンクの塗装面に一切触れないため、傷がつく心配が完全にゼロになることです。また、ガソリンスタンドに入った際も、レバーを引くだけでワンタッチでバッグを外すことができ、給油作業の邪魔になりません。乗車姿勢のままスムーズに荷物にアクセスできるため、通勤時の小物入れとしてはもちろん、ツーリング時のサブバッグとしても極めて優秀な働きをしてくれます。

ワンタッチ着脱式タンクバッグのメリット

  • タンクの塗装面に触れないため、擦り傷がつく心配がゼロ
  • ガソリン給油時もワンタッチで外せてストレスフリー
  • 貴重品やスマホなど、すぐ取り出したい小物の収納に最適

Amazonで詳細を見る

通勤・買い物の最強の相棒「リアキャリア&トップケース」

スーパーの前に停められた、積載力抜群のGIVI製ハードトップケースを装着したSV650

image: bikerbikest.com

毎日のようにSV650を通勤で使い、雨の日も風の日も走り、仕事帰りにスーパーで食材を買い込む。そんな「ヘビーな普段使い」を想定しているのであれば、スタイリングへのこだわりは一旦横に置き、実用性を極限まで高める「リアキャリアとトップケース(ハードケース)」の組み合わせを一択でおすすめします。

GIVIやKIJIMA、デイトナといった有名パーツメーカーから、SV650専用の堅牢なリアキャリア(フィッティング)がリリースされています。これらを車体に装着し、鍵付きのハードタイプトップケースを載せれば、SV650は瞬時に無敵のコミューターへと変貌します。トップケースの最大の利点は、完全防水に近い耐候性と、ヘルメットや貴重品を入れたままバイクから離れられる防犯性の高さです。急なゲリラ豪雨でも中の荷物は濡れず、出先で重いヘルメットを持ち歩く煩わしさからも解放されます。

「ネイキッドバイクに箱を付けるのはダサい」という意見もありますが、一度その圧倒的な利便性を味わってしまえば、もうケース無しの生活には戻れなくなるオーナーが後を絶ちません。毎日の足としてSV650を徹底的に使い倒す覚悟があるのなら、迷わずトップケースの導入に踏み切るべきです。

トップケースがもたらす圧倒的な実用性

  • ヘルメットや貴重品を安全に保管できる高い防犯性
  • 急な雨から仕事道具や買い物した品を守る優れた防水性
  • 毎日の通勤や買い物をストレスフリーにする最強の積載力

Amazonで詳細を見る

魔の「ケツ痛シート」を克服するゲルザブとアンコ盛り

SV650の足つきの良さは大きなメリットですが、その足つきを優先してシート前方を極端に薄く絞り込んだ結果、多くのオーナーを悩ませる「魔のケツ痛シート」が誕生してしまいました。クッションの厚みが圧倒的に足りず、硬い座面に直接体重が乗るため、「30分から1時間走っただけでお尻が痛くて限界を迎える」という悲鳴が後を絶ちません。

毎日の通勤で往復1時間以上乗るような普段使いにおいて、このお尻の痛みは無視できない苦痛となります。手軽にできる第一の対策は、バイク用のゲル入りクッションである「ゲルザブ」や、通気性を兼ね備えたメッシュシートカバーを純正シートの上に装着することです。これだけでも下から突き上げてくる衝撃が分散され、痛みが来るまでの時間を大幅に先送りすることができます。

さらに根本的な解決を望むのであれば、専門業者に依頼してシート内部のウレタン材を増量・整形する「アンコ盛り」加工を行うか、BAGSTER(バグスター)などの社外製コンフォートシートに丸ごと交換してしまうのが確実です。シート高はわずかに上がってしまいますが、座面がフラットになりクッション性が劇的に向上するため、長時間のライディングでもお尻が痛くなりにくく、下半身の窮屈さも緩和されます。

シートの痛みを軽減する具体的な対策

  • 手軽に衝撃を吸収する「ゲルザブ」やメッシュカバーの装着
  • 専門業者によるシートの「アンコ盛り」でクッション性を根本改善
  • 快適性を追求した社外製コンフォートシートへの交換

Amazonで詳細を見る

走行風の疲労を激減させるメーターバイザーの選び方

SV650はカウルのないネイキッドスタイルのバイクであるため、走行中はライダーの体に直接風が当たります。時速60km程度の街中を流している分には心地よい風ですが、流れの速いバイパスや高速道路を利用して通勤するような環境では、この走行風による風圧がボディブローのように体力を奪い、想像以上の疲労を蓄積させます。

この風圧から身を守り、長距離の移動を快適にするための必須カスタムが、ウインドスクリーン(メーターバイザー)の装着です。SV650の丸目ヘッドライトのデザインに馴染むコンパクトなメーターバイザーから、防風効果を最大限に高めた大型のスクリーンまで、MRAやKIJIMA、GIVIといった各社から様々なデザインの製品が販売されています。

例えば、KIJIMA製のコンパクトなメーターバイザーは、車体のスポーティなシルエットを崩さずに胸元への風を効果的に散らしてくれますし、MRAのスポイラースクリーンはより高い整流効果を発揮し、ヘルメットに当たる風切り音も軽減してくれます。自分の普段の走行ルート(高速道路を使う頻度など)と、好みのスタイリングのバランスを見極めてスクリーンを選ぶことで、SV650は疲労知らずの快適なコミューターへと進化します。

ウインドスクリーン装着のメリットと選び方

  • 胸から上へ当たる風圧を軽減し、長距離走行の疲労を激減させる
  • スタイル重視の小ぶりなバイザーか、防風重視の大型スクリーンかを選択
  • KIJIMA、MRA、GIVIなど信頼できるメーカーから好みのデザインを探す

Amazonで詳細を見る

FAQ:SV650の普段使いに関するよくある質問

スズキ公式のSV650製品ページなどでも基本的な仕様は確認できますが、ここではカタログには載らないリアルな疑問にお答えします。

Q. ローRPMアシストはオフ(無効化)にできますか?

A. 標準の機能としてローRPMアシストをオフにするスイッチや設定画面はありません。ECU(車載コンピューター)に組み込まれた制御であるため、基本的には常にオンの状態で走行することになります。最初は違和感があるかもしれませんが、慣れれば極低速での強い味方になります。

Q. リアサスペンションが硬くて突き上げがキツイのですが調整できますか?

A. はい、SV650のリアサスペンションはプリロード(初期荷重)の調整が可能です。標準は「3」というやや硬めの設定になっていますが、これを車載工具などで「2」や「1」に弱める(抜く)ことで、乗り心地がマイルドになり、下からお尻にくる衝撃を和らげることができます。不安な場合はバイクショップに依頼しましょう。

Q. 初心者が低速トルクで立ちゴケしないための最大のコツは何ですか?

A. 1速や2速で「右手のアクセルを急に開け閉めしないこと」です。Vツインのエンジンブレーキは強烈に効くため、車体が前後に強く揺すられてバランスを崩します。極低速ではアクセルを一定に保ち、半クラッチと右足のリアブレーキだけで速度を調整する練習をしてください。

Q. 燃費を少しでも良くするためのメンテナンス頻度はどのくらいですか?

A. 街乗りの燃費に最も直結するのは「タイヤの空気圧」と「チェーンの注油」です。月に1回はガソリンスタンド等で規定値(前2.25 / 後2.50)に空気を入れ、500km〜1000km走行ごとにチェーンの清掃と注油を行うだけで、転がり抵抗が減り燃費の悪化を防げます。

総括:SV650はカスタム次第で最高の日常の足になる

SV650が「普段使い最強」であるという評価の裏には、いくつか乗り越えるべき壁があることがお分かりいただけたでしょうか。

momo
最後に、今回の記事内容のポイントをまとめます。
  • SV650は199kgの軽さとシート高785mmで足つきが抜群
  • 大型バイクなのに400cc感覚で街乗りや通勤に使える
  • 発進時のエンストを防ぐローRPMアシストが渋滞で大活躍
  • レギュラーガソリン仕様で街乗り燃費も20km/L台半ばと優秀
  • 低速ギアのエンジンブレーキが強烈でギクシャクしやすい
  • 渋滞や極低速時は半クラッチとリアブレーキで速度を調整する
  • ハンドルの切れ角が少なくUターンや押し歩きは大回りになりがち
  • 街中で無理に6速に入れるとノッキングするため4速が使いやすい
  • 車体の積載スペースは皆無でカッパすら収納できない
  • 普段使いの荷物にはスタイルを崩さない折りたたみ式シートバッグが便利
  • 財布や小物の収納にはワンタッチ着脱式のタンクバッグがおすすめ
  • 実用性を重視するなら専用キャリアとトップケースが最強の組み合わせ
  • 薄くて硬いシートはお尻が痛くなりやすいためゲルザブで対策する
  • ネイキッド特有の走行風による疲労はメーターバイザーで軽減できる
  • 欠点をカスタムで補えばSV650は最強の普段使いバイクになる

SV650は、そのまま乗ればVツインの野性味溢れるスポーツバイクですが、積載や防風、シートなどの「普段使いにおける弱点」をしっかりとカスタムで補ってあげることで、毎日の通勤から休日のツーリングまで、あらゆるシチュエーションをこなせる最高の万能コミューターへと化けます。

もしあなたが現在、扱いにくい大型バイクの重さや、持て余すパワーに疲れてしまっているなら、SV650への乗り換えはバイクライフをもう一度身近なものにしてくれる素晴らしい選択になるはずです。

中古でSV650を探す前に、走行距離の目安などを解説した記事も参考に、良いタマを見極める目を養っておくことをおすすめします。

今のバイクの「リアルな査定額」を知りたい方へ
バイクの買取相場は季節や市況で大きく動きます。査定無料の複数社一括査定を利用して、愛車を一番高く評価してくれるお店を見つけましょう。無料でバイクの買取査定額をチェックする

最後に


SV650は、工夫とカスタム次第で街乗りからツーリングまでこなす万能マシンです。弱点を補いながら、Vツインの鼓動感あふれる日常をぜひ楽しんでください。

-オンロードバイク, スズキ