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FTR223に似合うヘルメット|EX-ZEROとCLASSIC AIRを徹底比較

FTR223のトラッカースタイルに似合う2つのヘルメット(ネオクラシックフルフェイスとジェットヘルメット)

image: bikerbikest.com

FTR223に乗り始めてから、ヘルメット選びで「これでいいのか」と悩み続けている方は多いのではないでしょうか。SNSでEX-ZEROを見て「かっこいい!」と飛びつきそうになるものの、「でも風切り音がひどいって書いてあったし…」と二の足を踏む。あるいは、Arai CLASSIC AIRのクラシカルな佇まいに惹かれつつも「オープンフェイスで大丈夫?」と迷い続ける。

FTR223はそのミニマルなトラッカーシルエットゆえ、ヘルメット一つでスタイリングの完成度が大きく変わります。単なる安全装具ではなく、「バイクとの相性を決める最重要パーツ」といっても過言ではありません。

ただし、ここには大切なトレードオフがあります。デザインを最優先して選んだ結果、高速走行で激しい風切り音に悩まされたり、目の乾燥が我慢できないほどひどくなったりするケースが実際に多く報告されています。

この記事では、FTR223のカスタムスタイルを「ストリートトラッカー」と「ビンテージトラッカー」の2系統に分類し、それぞれに最も似合うヘルメットを正直な欠点の解説とともにご紹介します。さらに、欠点を補う代替モデルや対策パーツも価格帯別に整理します。デザインと実用性、あなたはどこで折り合いをつけるか。その判断を一緒に整理しましょう。

この記事を読むと分かること

  • FTR223のスタイル別に最も似合うヘルメットの種類と選び方
  • SHOEI EX-ZEROとArai CLASSIC AIRの欠点と実践的な対策パーツ
  • 気密性・静粛性に優れるネオクラシックフルフェイスの代替モデル比較
  • 1万円台〜7万円台まで、予算別に最適なヘルメットの全選択肢

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FTR223に似合うヘルメット|スタイル別おすすめと欠点の現実

FTR223の横でヘルメット選びのデザインと実用性の間で悩むライダー

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ストリートトラッカースタイルにはSHOEI EX-ZEROが最も映える理由

ストリートトラッカー仕様のFTR223と無骨なネオクラシックオフロードヘルメットの組み合わせ

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FTR223のカスタムには、大きく2つの方向性があります。赤いフレームとブラックのタンクを組み合わせ、削ぎ落としたラインで無骨なインダストリアル感を表現する「ストリートトラッカースタイル」と、アイボリーのタンクにブラウンのシートを合わせて温かみとクラフトマンシップを演出する「ビンテージトラッカースタイル」です。

ストリートトラッカースタイルのFTR223に最もよく映えるヘルメットが、SHOEI EX-ZEROです。その理由はシルエットの一致にあります。EX-ZEROは1980年代のSHOEI「EXシリーズ」にインスパイアされたネオクラシックデザインで、オフロード調の口元の突出と、ゴーグルやバイザーと組み合わせることを前提とした平らなバイザーマウント部が特徴的です。このエッジの効いた無骨なシルエットが、FTR223のストリートトラッカースタイルが持つ「機能美」と視覚的に完璧に呼応します。

帽体にはSHOEIの高強度繊維複合素材「AIM(アドバンスド・インテグレーテッド・マトリックス)」を採用しており、軽量でありながら高い強度を実現しています。また、救護時にチークパッドを素早く外せる「E.Q.R.S.(イージー・クイック・リリース・システム)」も搭載しており、見た目だけでなく安全面の装備も充実しています。

価格は49,500円〜62,700円(税込、2026年6月時点の参考値)とグラフィックモデルにより異なります。同じ価格帯のネオクラシックフルフェイスと比較しても競争力のある水準です。

EX-ZEROって本当にFTR223に合うんですか?なんとなく「オフロード系じゃないの?」って思うんですが。
tomo
momo
FTR223はフラットトラックレースから生まれたバイクですから、オフロード調のEX-ZEROと世界観が一致しているんですよ。街を走るダートトラッカー同士、シルエットが本当によく馴染みます。ただ、かっこいいだけじゃないのが問題なんですが…それはこの後で正直に話しますね。

ビンテージトラッカースタイルにはArai CLASSIC AIRが映える理由

アイボリータンクのビンテージトラッカーにジェットヘルメットとゴーグルを合わせたクラシックスタイル

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アイボリータンク×ブラウンシートのビンテージ調FTR223には、スタイリングのトータルコーディネートが決め手になります。ヘルメットだけでなく、ライダーのジャケット、グローブ、シューズまでを含めた「世界観の統一感」が、このスタイルの魅力の核心です。

そのビンテージスタイルに最も高い親和性を示すのがArai CLASSIC AIRです。コンパクトで丸みを帯びたジェット(オープンフェイス)シルエットは、1960〜70年代のクラシックバイクシーンへのノスタルジーを呼び起こすデザインで、ビンテージトラッカースタイルの「温かみとクラフトマンシップ」という指向性と完璧に一致します。

CLASSIC AIRの大きな特徴は、クラシカルな外観に反した高い安全性と通気性を内蔵していることです。独自の通気システム「エアフローライナー」により、ヘルメット内部の空気循環を促し、夏場でも比較的快適な着用感を実現しています。また、安全性についてはJIS規格をはるかに超える、スネル規格レベルの高さからの耐貫通試験を独自にクリアしており、見た目から受けるイメージ以上の堅牢さを持っています。

「クラシカルなゴーグルやサングラスを組み合わせ、風を感じながら走る」というスタイルが、このヘルメットを選ぶ最大の楽しみ方です。一般道でのんびりとした週末ツーリングに、CLASSIC AIRほど似合うヘルメットはないと断言できます。

価格は47,300円〜55,000円(税込、2026年6月時点の参考値)。ソリッドカラーからグラフィックモデルまで複数のラインアップがあります。

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EX-ZEROの欠点①|中速以上で激化する風切り音とインカム問題

EX-ZEROを実際に使用しているライダーから最も多く聞かれるのが、「走行中の風切り音がひどくてインカムが聞こえなくなる」という声です。これはEX-ZEROの意匠的な特徴——口元に大きな開口部を持つオフロード調シルエット——の構造的な必然です。

通常のフルフェイスヘルメットは口元をシールドで密閉するため、走行風が顔面に当たりにくい構造になっています。一方EX-ZEROは、このオフロード調の大きな口元開口部が「風の流入路」となります。一般道の低速域では快適ですが、速度が上がると開口部へ走行風が集中し、その乱流が激しい風切り音を発生させます。多くのユーザーが時速80km前後から風切り音が顕著になると報告しており、高速道路走行ではインカムの音声がほぼ聞こえなくなる状態になることも珍しくありません。

インカムのスピーカーを内装に設置する際にも問題が発生します。EX-ZEROの内装構造は独特のため、スピーカーを耳に当たらない位置に精密にフィッティングしないと、振動で耳が痛くなるというトラブルが報告されています。スピーカーの位置調整は内装の段差の下など、耳が直接触れない位置を選ぶことが必須の作業になります。

インカムを使って友人とツーリングしたいんですが、EX-ZEROだと難しいですか?
tomo
momo
正直に言うと、高速道路での通話は構造上かなり難しいですね。一般道や市街地での低速走行なら問題ないレベルです。「高速はほぼ通話できない」と割り切れるなら問題ありませんが、インカム通話を重視するなら他のモデルも候補に入れたほうがいいかもしれません。

EX-ZEROを選ぶなら走行スタイルを先に確認

FTR223自体が高速道路を長時間走るのが得意なバイクではないため、一般道中心の使い方であれば風切り音問題も許容範囲に収まるケースが多いです。高速道路でのインカム通話を頻繁に行う方は、この点を事前に十分に検討することをおすすめします。

EX-ZEROの欠点②|走行風の巻き込みによる目の乾燥と痛み

ネオクラシックヘルメット着用時の走行風の巻き込みによる目の乾燥

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EX-ZEROの標準装備「CJ-3インナーシールド」は、レンズ部分が外側に膨らんだバブル形状をしています。これはデザイン面での独自性を生み出す一方で、シールド下端と顔の間に隙間が生じやすいという構造的な弱点を持っています。走行中はこの隙間から走行風が下から上へと巻き込んで目に直接吹きつけるため、眼球が激しく乾燥して痛みを感じるケースが多く報告されています。「目薬が手放せない」「長時間走ると目が開けられなくなる」という声は、EX-ZEROユーザーの間では珍しくありません。

CJ-3インナーシールドには、両サイドのレバーを操作することでシールド下端の位置を3段階に調整できる機能があります。顔ギリギリまでシールドを下げると風の巻き込みを軽減できますが、ユーザーの声を総合すると「最下段にしても完全には防げない」というのが現実です。

この問題への最も効果的な対策が、NoBUDZのゴーグル型シールドです。EX-ZERO専用に設計されたサードパーティ製品で、インナーシールドを格納した状態でゴーグルのように装着します。走行風の侵入を効果的に遮断できるだけでなく、ミリタリーテイストの無骨な外観がFTR223のトラッカースタイルとも高い親和性を示します。

価格は7,480円(税込、2026年6月時点の参考値)で、クリア・スモーク・ミラーの3色展開。Webike(ウェビック)やAmazon.co.jpで購入可能です。取り扱いバイクショップとしては「2%er(ツーパーセンター)」などカスタムショップでも入手できます。

また、EX-ZEROのオプション「バイザーV-480」を装着することも有効です。額の3点ホックに取り付けるこのバイザーは、直射日光を遮るとともにトラッカーらしい外観をさらに強調する効果もあります。EX-ZEROをより「らしく」仕上げながら実用性を高める、スタイルと機能を両立させたオプションです。

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NoBUDZゴーグル型シールドやバイザーV-480はAmazon・楽天で購入できます。EX-ZEROを使い続けるなら必携アイテムです。

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EX-ZEROの欠点③|顔の露出による肌荒れ・日焼けとバラクラバ対策

EX-ZEROのオープン指向の構造は、目の乾燥問題にとどまらず、肌への直接的なダメージも引き起こします。走行風による肌の乾燥、直射日光による紫外線ダメージ(日焼け)、そしてゴーグルを使用する場合はゴーグルのスポンジ・ゴム部分が汗を吸って顔に当たり続けることによる痒みや肌荒れといった問題です。これらは夏場のツーリングで特に深刻になります。

最も効果的な対策が「バラクラバ(目出し帽)やフェイスマスクのレイヤリング」です。吸汗速乾性とUVカット機能を持つバラクラバをヘルメットの下に着用することで、汗の吸収・発散による快適性の維持、紫外線からの肌保護、そして風の巻き込みによる肌乾燥の軽減という複数の効果を同時に得られます。ヘルメット内装との接触による摩擦や汚れを防ぐという副次的な効果もあり、内装の劣化抑制にも貢献します。

夏場のFTR223ツーリングではヘルメット以外の服装選びも重要です。カウルがなく走行風を全身に受けるため、長袖であることは最低条件。ユニクロのエアリズムパーカーのような薄手で吸汗速乾・UVカット機能のあるアウターは、バイクを降りた時に脱ぎ着しやすく、夏場の一般道ツーリングに実用的な選択です。ただし速度が上がるとバタつきが出るため、ひたすら走るツーリングの日には体に密着するコンプレッションウェアタイプの長袖スポーツウェアのほうが快適です。

「走る目的の日はコンプレッション、店に寄る日はエアリズムパーカー」という使い分けが、夏場のFTR223乗りにとって最もスマートな選択です。

夏用バラクラバ選びの注意点

UVカット機能を持つフェイスマスクやバラクラバを選ぶ際は、夏用の薄手素材を選ぶことが重要です。冬用の厚手素材は夏場に使用すると熱がこもり、かえって不快になるため注意しましょう。

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Arai CLASSIC AIRの欠点と、それを上回る安全性と通気性の価値

正直に言います。Arai CLASSIC AIRにも欠点はあります。バイクメディアとして読者に誠実であるためには、どのヘルメットの良い面だけを語るのではなく、欠点も包み隠さず伝えるべきです。

最も報告されている欠点の一つが、メガネ着用時のシールド干渉問題です。ジェットヘルメットにシールドを後付けした場合、メガネをかけたままでのヘルメットの脱着が困難になるケースがあります。特に、ビンテージスタイルを演出するためにシールドを組み合わせたい場合、メガネユーザーはこの問題に直面することがあります。

二つ目はオープンフェイス構造ゆえの顔への走行風直撃です。フルフェイスと違い顔の下半分が開いているため、走行速度が上がるほど顔・首元への風の直撃が強まります。カウルのないFTR223との組み合わせでは、長時間の高速走行は現実的ではありません。また、雨天時の使用では顔が直接雨粒にさらされます。

三つ目はロゴがシール貼りという細部の質感。一部のユーザーから「額のAraiロゴがシール貼りで、少し安っぽく感じる」という声があります。実際の使用には影響しませんが、細部の質感にこだわる方には気になる点かもしれません。

ただし、これらの欠点は安全性と通気性という圧倒的なメリットの前では小さな話です。CLASSIC AIRが内蔵する「エアフローライナー」通気システムは、クラシカルな外観のジェットヘルメットとしては異例の高い通気性を実現しています。そして安全性については、JIS規格の1.5倍の高さからの耐貫通試験(スネル規格レベル相当)を独自にクリアしているという事実が全てを物語っています。

ロゴがシールって本当ですか?高いヘルメットなのに…。
tomo
momo
正直、シール仕上げであることは事実です。でも個人的には、それよりもスネル規格相当の安全性と、あの軽量コンパクトなシルエットのほうがずっと重要だと思いますよ。外観の細部より、頭を守る実力で選んでほしいですね。

デザイン重視で選ぶ前に知っておきたい「軽量性」と「用途バランス」

ヘルメットの「軽量性」が長時間のツーリングにおける首への負担を減らす

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EX-ZEROかCLASSIC AIRを選ぶにしても、あるいはこの後ご紹介する他のモデルを選ぶにしても、FTR223というバイクの特性から導き出される「ヘルメット選びの絶対基準」が一つあります。それが軽量性です。

FTR223はカウル(風防)を持たないネイキッドバイクです。フルカウルのスポーツバイクやスクリーン付きのアドベンチャーバイクのように「走行風をバイク側で受け止める」仕組みがないため、ライダーの頭部は走行風を直接受け続けます。重いヘルメットを着用した状態では、この走行風の力がそのままヘルメットにかかるため、首・頸椎への疲労が蓄積するスピードが大幅に早まります。

経験則として、ヘルメットの重量が100g違うだけでも、長距離ツーリング後の首の疲れ方は体感で明確に異なります。FTR223での2〜3時間以上のツーリングを考えているなら、カタログスペックの「重量」欄を必ず確認してください。

もう一点、「用途と走行スタイルの先決め」も重要です。

  • 高速道路をよく使う→密閉性の高いフルフェイスが必須
  • インカムを重視する→EX-ZEROは避けてGlamster等を検討
  • 一般道メインで見た目重視→EX-ZEROやCLASSIC AIRが最適解になりやすい
  • 予算を抑えたい→BELL LITHIUMが最も合理的な選択肢

この4点を先に自分で決めてからモデル選びに入ると、後悔のない選択ができます。デザインだけで即決すると、あとで「インカムが聞こえない」「目が乾燥して辛い」という問題に直面するリスクが高まります。

FTR223向けヘルメット全選択肢|価格帯・用途別の最適解

用途や価格帯別に美しくディスプレイされた様々な種類のバイク用ヘルメット

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SHOEI Glamster|気密性と軽量性でEX-ZEROの欠点を全解決

気密性とデザイン性を両立させた、上品なシルエットのネオクラシックフルフェイスヘルメット

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「FTR223に合うデザインで、でもEX-ZEROの風切り音と目の乾燥問題は嫌だ」——そのニーズに最もストレートに応えるのがSHOEI Glamster(グラムスター)です。

Glamsterはクラシックスタイルを持ちながら、完全なフルフェイス構造の密閉性を備えたネオクラシックフルフェイスヘルメットです。丸みを帯びたレトロなシルエットがEX-ZEROのエッジとはまた異なる方向性でFTR223のトラッカースタイルに調和します。どちらかといえばストリートトラッカースタイルにより自然になじみますが、ビンテージトラッカースタイルとも相性がよく、汎用性の高いシルエットです。

実際のFTR223オーナーのレビューを見ると、「他のフルフェイスに比べて視界が広く、自重が軽い」「シールドがしっかり密閉されるため風切り音も気にならずとても良かった」という評価が目立ちます。これらはまさにEX-ZEROの弱点を逆から見た長所です。フルフェイス構造による高い密閉性は、インカムの音が高速道路でもクリアに聞こえることを意味し、目の乾燥問題も構造的に解消されます。

「かっこよさは少し妥協したくない、でも実用性も欲しい」というFTR223乗りにとって、Glamsterは最も合理的な着地点かもしれません。

価格は53,900円〜64,900円(税込、2026年6月時点の参考値)。EX-ZEROのスタンダードモデルが49,500円からであることを考えると、ほぼ同価格帯でより高い実用性を得られる計算になります。

GlamsterってEX-ZEROほどトラッカーらしくないんじゃないですか?
tomo
momo
確かにEX-ZEROの無骨さとは違いますよ。でもGlamsterのレトロなシルエットはFTR223のトラッカーらしさと実はよく溶け込むんです。「バリバリのトラッカースタイル全開」より「ネオクラシックな雰囲気」を目指す方にはむしろGlamsterのほうが上品にまとまります。

OGKカブト エアロブレード-3|軽量と空力で首の疲労を激減させる

高い空力性能と軽量性を備えたスポーツフルフェイスヘルメットの風洞

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FTR223との組み合わせで「首への負担を最小化する」という視点でヘルメットを選ぶなら、OGKカブト エアロブレード-3(Aeroblade-3)は強力な選択肢です。

エアロブレード-3の最大の特徴は、国産ヘルメットブランドとして高い評価を受けるOGKカブトが追求した「圧倒的な軽量性」と「高い空力整流性能」の組み合わせです。ヘルメット自体が軽いほど走行風による首への負荷が減ることは先述した通りですが、さらに空力性能が優れているため、高速走行時の「風に引っ張られる感覚」も軽減されます。

実際のユーザーからは「すごく軽量でお手頃価格」「首の負担が段違い」という評価が寄せられており、カウルのないFTR223との相性という観点では特に説得力のある言葉です。FTR223で長距離ツーリングをよくされる方、首こりに悩んでいる方には真剣に検討する価値があるモデルです。

スタイリングの観点では、エアロブレード-3はスポーティーなシルエットを持つため、EX-ZEROやGlamsterほどFTR223のトラッカースタイルとの意匠的な一致度は高くありません。ただし、シンプルなマットブラックやグレー系のカラーを選べば、FTR223の無骨なスタイルとも悪くなく馴染みます。「デザインよりも機能・快適性を最優先したい」という方に向いたモデルです。

国産ブランドならではの価格競争力も魅力の一つで、5万円を下回る価格帯での購入が可能なモデルです(2026年6月時点、グレードにより異なります)。

SHOEI WYVERN∅|旧WYVERNのDNAを継ぐ新世代ネオクラシック

SHOEI WYVERN∅(ワイバーン ゼロ)は、SHOEIが過去に販売していた「WYVERN」シリーズへのオマージュとして登場した、存在感の強いネオクラシックフルフェイスです。WYVERNシリーズはかつてクラシカルなバイクシーンで強い支持を得ていたモデルで、WYVERN∅はその象徴的なシルエットを現代の製造技術と安全規格で復刻させています。

フルフェイス構造によるシールドの密閉性と最新のベンチレーション(通気)システムを備えており、クラシカルな外観でありながらフルフェイスとしての快適性はしっかり確保されています。SHOEIブランドの品質保証と、旧WYVERNのデザインDNAを受け継ぐ独自のシルエットが、このヘルメットの差別化ポイントです。

実際のFTR223オーナーの間でも、GlamsterやAraiのラパイドネオと並ぶ「購入検討の有力候補」として比較されることが多いモデルです。これはWYVERN∅がFTR223のストリートトラッカースタイルと意匠的に相性が良いことを示しています。

価格は59,400円〜70,400円(税込、2026年6月時点の参考値)と今回ご紹介するモデルの中では最も高い価格帯に位置しますが、「他の誰とも被りにくい個性的なシルエット」という希少性も、このモデルを選ぶ理由の一つになります。

GlamsterとWYVERN∅、どっちがFTR223に合いますか?
tomo
momo
スタイルの方向性次第ですね。Glamsterは「上品なレトロ」でストリートでもビンテージでも幅広く馴染みます。WYVERN∅は「エッジのある個性派」で、ストリートトラッカースタイルにより強くマッチします。デザインの好みで選んでいいと思いますよ。

BELL LITHIUM|2万円台で狙えるコスパ最強のネオクラシックフルフェイス

気密性とデザイン性を両立させた、上品なシルエットのネオクラシックフルフェイスヘルメット

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ここまでご紹介したSHOEI・Araiのモデルは5万円〜7万円台の価格帯が中心でした。「ネオクラシックのフルフェイスが欲しいけれど、予算は3万円以内で」という方に強くおすすめしたいのがBELL LITHIUM(リチウム)です。

BELL LITHIUMは28,600円(税込、2026年6月時点の参考値)という価格ながら、FTR223乗りが欲しい機能を的確に押さえています。まず、日本人の頭型に合わせた専用設計(日本人フィット)による高いフィット感と、軽量設計による装着疲れの少なさが高く評価されています。そして特筆すべきは、チンカーテンの標準装備です。チンカーテンはアゴ部分からの走行風の巻き込みを防ぐパーツで、EX-ZEROで多発する「下からの風が目元に入り込む問題」を構造的に回避しています。インカム用のスピーカースポットも設けられており、インカム取り付けの利便性にも配慮されています。

スタイル面でも、BELLらしいシンプルで無骨なネオクラシックシルエットがFTR223のトラッカースタイルと違和感なくマッチします。実際のFTR223オーナーがGlamsterやWYVERN∅などと購入を比較検討した末にBELL LITHIUMを選んでいる実績があり、スタイルとのマッチングは十分に実証されています。

GlamsterやWYVERN∅と比較すると20,000〜40,000円以上安価であり、その価格差でNoBUDZゴーグルシールドやバラクラバなどの対策パーツを揃えてもまだおつりが来ます。コストパフォーマンスという観点では、今回ご紹介する全モデルの中で最もバランスが取れた選択肢です。

BELL LITHIUMはこちらで購入できます

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EX-ZEROをもっと快適にするサードパーティ対策パーツ3選

 

「EX-ZEROのデザインが好きで、手放したくない」——そういうFTR223乗りのために、EX-ZEROをより快適に使い続けるためのサードパーティ製対策パーツをまとめておきます。

① NoBUDZ ゴーグル型シールド(約7,480円)

EX-ZERO専用に設計されたゴーグル型シールドで、走行風の巻き込みによる目の乾燥を効果的に遮断します。インナーシールドを格納した状態でゴーグルのように装着する仕組みで、機能性と外観の向上を同時に実現できます。カラーはクリア・スモーク・ミラーの3種。購入はWebike(ウェビック)やAmazon.co.jpで可能です。2%er(ツーパーセンター)などのカスタムショップでも取り扱いがあります。

② SHOEI バイザー V-480(純正オプション)

EX-ZEROの額部分の3点ホックに装着するオプションバイザーです。直射日光を遮り、目への紫外線ダメージを軽減するとともに、ダートトラッカーらしい外観をよりいっそう強調します。NoBUDZシールドと組み合わせることで、スタイルと機能の両方を高いレベルで実現できます。

③ UVカット・吸汗速乾バラクラバ(3,000〜6,000円程度)

肌荒れ・日焼け・汗による内装汚染を防ぐためのヘルメット内装用インナー。夏場は必須アイテムです。薄手で吸汗速乾・UVカット機能を持つ夏用素材を選ぶことが重要です。

EX-ZEROと対策パーツの理想的な組み合わせ

  • 一般道メイン / 目乾燥対策最優先 → EX-ZERO + NoBUDZゴーグルシールド
  • スタイル強化 / 直射日光対策 → EX-ZERO + バイザーV-480
  • 夏場の快適性全般 → EX-ZERO + バラクラバ + UVカットフェイスマスク
  • フル装備で最高のトラッカースタイルと快適性の両立 → EX-ZERO + NoBUDZ + V-480 + バラクラバ

対策パーツで解決できない問題があります

対策パーツを揃えても、高速道路での風切り音とインカム遮音問題は解消されません。これはEX-ZEROの構造に起因する根本的な特性です。高速道路での長時間インカム通話が必須の方は、GlamsterやBELL LITHIUMへのモデル変更を検討することを強くおすすめします。

EX-ZERO対策パーツをまとめて揃えるなら

NoBUDZシールド・バイザーV-480・バラクラバはAmazon・楽天でまとめてチェックできます。

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よくある質問(FAQ)

Q. EX-ZEROはFTR223で高速走行すると風切り音がひどいですか?

A. はい、時速80km前後から風切り音が顕著になります。オフロード調の大きな口元開口部に走行風が集中することが原因です。一般道メインの使用では許容範囲のケースが多いですが、高速道路での長時間走行は想定されていない設計です。インカムの音声もほぼ聞こえなくなるレベルになります。

Q. FTR223にSHOEI Glamsterは似合いますか?

A. よく似合います。Glamsterのレトロな丸みフルフェイスシルエットは、FTR223のトラッカースタイル(特にストリートトラッカー系)と視覚的に高い親和性を持ちます。EX-ZEROほどエッジは立ちませんが、上品でスタイリッシュにまとまります。EX-ZEROの欠点を解消したい方には実用性の面でも最適な代替候補です。

Q. Arai CLASSIC AIRの欠点は何ですか?

A. 主な欠点は3点です。①メガネ着用時にシールドを追加すると脱着が難しくなる、②オープンフェイス構造のため顔への走行風を直接受ける、③額のAraiロゴがシール仕上げで細部の質感が気になる方がいる、という点です。ただしいずれも、独自の安全性の高さとエアフローライナーによる優れた通気性の前では許容できる範囲という評価が多いです。

Q. 夏場のEX-ZEROで目の乾燥はどう対策しますか?

A. 最も効果的なのはNoBUDZのゴーグル型シールド(約7,480円)の装着です。走行風の侵入をゴーグルで物理的に遮断できます。それ以外では、標準のインナーシールドの位置を最下段に調整する、サングラスを組み合わせる、鼻先まで覆うフェイスマスクで下部からの風の通り道を塞ぐ、といった方法も効果があります。

Q. BELL LITHIUMはFTR223に似合いますか?

A. 十分に似合います。BELLらしいシンプルで無骨なネオクラシックシルエットはFTR223のトラッカースタイルと相性が良く、28,600円(税込、2026年6月時点)という価格帯でこの完成度は高いコスパです。実際のFTR223オーナーが高価格帯モデルと最後まで迷った末に選んでいる実績があり、スタイルマッチングは実証されています。

総括:FTR223とヘルメット選びのまとめ

FTR223とヘルメットの関係は「デザインとのマッチング」だけで終わらせてはいけない、というのがバイク歴24年の筆者が何度も実感してきた結論です。デザインを優先しすぎて実用性で後悔する——これはFTR223のような個性的なスタイルを持つバイクで特に起きやすいパターンです。

momo
今回の記事内容のポイントをまとめます。
  • FTR223のカスタムスタイルはストリートトラッカーとビンテージトラッカーの2系統に分類できる
  • ストリートトラッカーにはSHOEI EX-ZEROまたはGlamsterが視覚的に最も映える
  • ビンテージトラッカーにはArai CLASSIC AIR+ゴーグル/サングラスの組み合わせが最高の完成度
  • EX-ZEROは口元の開口構造ゆえ中速以上で激しい風切り音が発生する
  • EX-ZEROの目乾燥はNoBUDZゴーグルシールド(約7,480円)で効果的に対策できる
  • 肌荒れ・日焼け対策にはUVカット機能付きバラクラバの着用が夏場の必須アイテム
  • CLASSIC AIRの安全性(スネル規格レベル相当)と通気性は欠点を補って余りある
  • Glamsterはストリート系にも合いながら気密性・静粛性でEX-ZEROの弱点をカバー
  • BELL LITHIUMは28,600円でネオクラシックの実用性を最も高く実現するコスパモデル
  • OGKエアロブレード-3はカウルなしのFTR223に対し軽量設計で首への負担を軽減する
  • ヘルメット重量は首疲労に直結するためカタログの重量欄を必ず確認すること
  • 用途(一般道/高速/インカム使用)を先に決めてからモデルを選ぶのが後悔しない鉄則
  • デザイン最優先で選ぶ場合はサードパーティ製の対策パーツとセットで計画すること
  • EX-ZEROの高速インカム問題は対策パーツでは解消できず、構造に起因する根本的な特性

最後に


FTR223は絶版から年数が経ってもなお、多くのライダーを惹きつける特別なバイクです。そのトラッカースタイルに最も似合うヘルメットを選ぶことは、バイクライフをより豊かにする大切な投資です。デザインと実用性のバランスをしっかりと見極めて、後悔のない一台を選んでください。

FTR223のスタイリングをさらに深掘りしたい方や、ヘルメット以外のアイテム選びにも役立つ記事を合わせてご覧ください。

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