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ベネリTRK251評判が気になっているけれど、海外ブランドということもあり実際の使用感や信頼性について不安を感じている方は多いのではないでしょうか。249ccという絶妙な排気量で車検不要、それでいて本格的なアドベンチャーバイクの雰囲気を味わえるベネリTRK251は確かに魅力的ですが、購入前には実際の評判をしっかり把握しておきたいものです。
今回は、専門メディアの試乗インプレやユーザーレビューを徹底的に分析し、ベネリTRK251の真の評判を忖度なしでお伝えします。良い点だけでなく注意すべきポイントも含め、購入検討に必要な情報を網羅しました。
この記事を読むと分かること
- 実際の乗り心地と走行性能の評価
- 燃費性能と信頼性の真実
- ライバル車との詳細比較とコストパフォーマンス
- 購入後の維持費とアフターサービスの実態
ベネリTRK251は本当に買って後悔しないバイクなのか、それとも避けるべき選択肢なのか。この記事を読めば、あなたの疑問が解決し、自信を持って購入判断ができるようになるでしょう。
ベネリTRK251評判の実態と実際の使用感

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実際のユーザー評価と専門メディアの試乗インプレを基に、ベネリTRK251の真の評判をお伝えします。購入検討者が最も気になる乗り心地、燃費、信頼性について、忖度なしの情報を詳しく解説いたします。
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実際の乗り心地と走行性能
ベネリTRK251の乗り心地については、多くの試乗インプレで「アドベンチャーらしからぬスポーティな走り」という評価が目立ちます。249cc単気筒エンジンは最高出力19kw、最大トルク21.1Nmを発揮し、街乗りからツーリングまで十分なパワーを提供します。
特筆すべきは、トレリスフレームによる高い剛性感です。webオートバイの試乗記では「峠のワインディングでペースを上げても、スポーツモデルばりの節度ある身の翻しを見せてくれた」と評価されています。倒立フォークとモノショック式リアサスの組み合わせは、オンロード寄りの硬めなセッティングとなっており、ストップ&ゴーの多い都市部でもストレスを感じません。
一方で、サスペンションの硬さについては賛否両論があります。Motor-Fanの試乗記では「サスペンションの動きにしなやかさを感じない」との指摘も。ただし、これは荷物満載でのツーリングを想定したセッティングの可能性が高く、実際のツーリングシーンでは適切な特性と言えるでしょう。

燃費性能と航続距離の真実

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ベネリTRK251の燃費性能は、公式発表とメディア記事で数値に違いが見られます。ベネリ公式サイトではWMTCモード燃費31.3km/Lとしていますが、Motor-Fanの記事では40.0km/Lと表記されており、情報源により差があることに注意が必要です。
注目すべきは18Lという大容量燃料タンクです。この容量は250ccクラストップレベルで、仮に実用燃費を30km/L程度と考えても、航続距離は540km以上を確保できます。一部の記事では「東京から岡山まで無給油で走行可能な720km」という試算も見られますが、これは理想的な条件下での数値と考えるべきでしょう。
実際のユーザーレビューでは「高速道路主体で28-32km/L程度」という声が多く、山間部や市街地走行が多い場合は25km/L前後に落ち着くケースが一般的です。それでも18Lタンクの恩恵で、給油頻度を大幅に減らせるのは間違いありません。

取り回しと足つき性の実際
車両重量176kgという数値だけ見ると250ccクラスとしては重めですが、実際の取り回しについては「大柄な割に取り回しは容易で苦にならない」との評価が多数見られます。これは単気筒エンジンによる車体のスリムさが大きく貢献しています。
足つき性については、シート高800mmという数値にビビる方も多いでしょう。しかし、タンデムスタイルの記事では「身長172cmのライダーがまたがった場合には、ほぼ両足ベタつきで乗ることができる」と報告されています。シートの形状がスリムに設計されているため、実際の足つき性は数値以上に良好です。
女性ライダーや小柄な方については、身長160cm台前半だと片足つま先立ちになる可能性があります。ただし、ベネリからはローダウンキットも用意されており、不安な方は購入時に相談することをおすすめします。停車時の安定感やコーナリング時の安心感を考慮すると、多少の足つき性の妥協は十分に価値があると言えるでしょう。
信頼性とトラブル事例
ベネリTRK251の信頼性については、販売開始から比較的日が浅いため、長期的なデータは限られています。現在確認できる情報では、重大なリコールや共通トラブルの報告は見当たりません。ただし、海外ブランドということもあり、国産車と同等の信頼性を期待するのは避けた方が無難です。
製造国が中国であることに不安を感じる方もいるかもしれませんが、現代の中国製バイクは品質が大幅に向上しています。特にベネリはGEELY資本参加後の品質管理体制が強化されており、ヨーロッパ市場でも高い評価を得ています。
ユーザーレビューサイトではウェビックで「オーナー満足度4.25(同カテゴリ平均3.79)」という高評価を獲得しており、実際のオーナーの満足度は高いことが伺えます。初期不良等があった場合も、輸入元のプロトがしっかりとしたサポート体制を敷いているため、過度の心配は不要でしょう。
ベネリTRK251と同様に海外ブランドの評判が気になる方には、KTMバイクの詳細な評価記事も参考になります。オーストリアの名門ブランドKTMの実際の信頼性と耐久性について、実用的な観点から解説していますので、海外ブランドバイク選びの参考にしてください。
KTMバイクの気になる評判を調べました!性能と耐久性を徹底解説

ツーリング性能の評価
ベネリTRK251のツーリング性能は、多くのメディアで「リラックスして長距離ツーリング可能」と高く評価されています。人間工学に基づいたライディングポジション設計により、長時間の乗車でも疲労が蓄積しにくい特性を持っています。
標準装備のリアキャリアは実用性が高く、専用のトップケースやサイドパニアケースとの組み合わせで本格的なキャンプツーリングにも対応できます。また、ステアリングステム手前に配置されたUSB端子は、スマートフォンやナビの充電に重宝すると好評です。
風防効果についても「ウインドスクリーンの効果は十分」との声が多く、高速道路での巡航も快適に行えます。ただし、身長の高いライダーは別売りのスクリーンスポイラーの追加を検討した方が良いでしょう。18Lタンクの恩恵で給油回数を減らせることも、ロングツーリングでは大きなアドバンテージとなります。
前後17インチホイールにオンロードタイヤという組み合わせは、舗装路でのツーリングには最適です。未舗装路への対応は限定的ですが、一般的なツーリングルートであれば全く問題ありません。
初心者ライダーへの適性
ベネリTRK251は「経験の少ないエントリーライダーでも安心して走行できる」と公式サイトでもアピールされており、初心者ライダーへの適性は高いと評価できます。扱いやすい出力特性と安定した走りにより、バイクに慣れていない方でも恐怖感を抱くことなく乗車できるでしょう。
車検不要の250ccクラスであることも、初心者には大きなメリットです。維持費を抑えながら本格的なアドベンチャーバイクの雰囲気を味わえるため、「大型バイクへのステップアップ前の練習」として選ぶ方も多いようです。
ただし、車両重量176kgという数値は250ccクラスとしては重めであり、立ちゴケなどのリスクは国産の軽量モデルより高くなります。また、海外ブランドゆえの部品供給やサービス体制について、購入前に最寄りの取扱店でしっかり確認しておくことが重要です。
ABS標準装備や倒立フォークなど、価格帯を考えると充実した装備が初心者の安心感につながります。バイクブロスの試乗記でも「250ccクラスのお手頃アドベンチャー」として初心者にも推奨されており、入門用アドベンチャーとしての評価は上々と言えるでしょう。

ベネリTRK251評判から見る購入価値の検証

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ライバル車との比較や購入後のコストを踏まえ、ベネリTRK251の真の価値を検証します。価格面だけでなく、総合的な所有コストや満足度の観点から、購入すべきかどうかを判断するための情報をお届けします。
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ライバル車との性能比較
ベネリTRK251の主要ライバルはスズキV-STROM250とカワサキVERSYS-X 250 TOURERです。この3車種を詳しく比較すると、それぞれ異なる個性が見えてきます。
V-STROM250は並列2気筒エンジンを採用し、より滑らかなエンジン特性が特徴です。車重は189kgとTRK251より13kg重いものの、エンジンの振動が少なく長距離巡航では優位性があります。しかし、燃料タンク容量は17LとTRK251の18Lに劣り、航続距離ではTRK251が有利です。
VERSYS-X 250 TOURERは単気筒エンジン同士の比較となりますが、よりオフロード寄りの設定です。19インチフロントホイールを採用し、悪路走破性ではTRK251を上回ります。ただし、オンロードでの快適性や燃費性能では、17インチホイールのTRK251に軍配が上がるでしょう。
250ccクラスの外車バイクを検討されている方には、ドゥカティの250ccラインナップも魅力的な選択肢です。イタリアンデザインと高い性能を両立したドゥカティ250ccの詳細スペックやコストパフォーマンスについて詳しく紹介していますので、選択肢を広げたい方はこちらもチェックしてみてください。
ドゥカティ250ccのおすすめバイク完全ガイド!性能とコスパの詳細
- V-STROM250:滑らかな2気筒、安定感重視
- VERSYS-X 250:オフロード性能重視
- TRK251:オンロード快適性とコスパ重視
装備面では、TRK251の倒立フォーク、ABS、USBポート標準装備は価格帯を考えると非常に充実しています。特に649,000円という価格でこれらの装備を提供するコストパフォーマンスは、国産ライバルを凌駕する魅力と言えるでしょう。
価格とコストパフォーマンス
ベネリTRK251の車両本体価格は649,000円(税込)です。この価格は年式により変動しており、2021年モデルは548,900円、2022年前期は592,900円と段階的に値上がりしています。現在の価格設定は、装備内容を考慮すると妥当な水準と評価できます。
同クラスのライバル車と比較すると、V-STROM250が約70万円前半、VERSYS-X 250 TOURERが約65-70万円の価格帯となっており、TRK251は最もリーズナブルな選択肢です。約5-10万円の価格差は、初期投資を抑えたいユーザーには大きなメリットとなります。
装備面でのコストパフォーマンスを見ると、倒立フォーク、ABS、18Lタンク、リアキャリア、USB端子が標準装備で65万円弱という価格は非常に魅力的です。国産車で同等の装備を求めると、さらに10-15万円の価格アップが必要になるケースが多いでしょう。
ただし、海外ブランドゆえの注意点もあります。部品代が国産車より高額になる可能性や、取扱店の少なさによるサービス面での制約は、トータルコストを考える上で重要な要素です。とはいえ、初期費用の安さは確実なメリットであり、エントリーユーザーには十分な魅力があると言えます。

維持費とアフターサービス
ベネリTRK251の維持費については、250ccクラス共通のメリットとして車検が不要という大きな利点があります。2年ごとの車検費用約10万円が不要なため、5年間で約25万円の節約効果は見逃せません。
燃費性能も維持費に大きく影響します。18Lタンクと優秀な燃費性能により、ガソリン代は同クラスの中でも抑えられる傾向にあります。年間1万km走行として、ガソリン代は年間5-6万円程度に収まるでしょう。
注意すべきはアフターサービス体制です。輸入元のプロトは全国に取扱店を展開していますが、国産4メーカーと比較するとネットワークは限定的です。最寄りの取扱店までの距離や、緊急時の対応体制について事前確認が重要です。
外車バイクの故障リスクについて詳しく知りたい方には、ドゥカティモンスター400の故障事例と対策についての記事が参考になります。予防メンテナンスの重要性と、長く愛車と付き合うためのコツを実例と共に解説していますので、外車バイクオーナーを目指す方には必見の内容です。
ドゥカティ モンスター400の故障は多いのか?予防と対策で寿命を2倍に
部品供給については、消耗品レベルであれば大きな問題は報告されていません。ただし、専用部品の価格は国産車より高めに設定される傾向があり、大きな修理が必要になった場合のコストは想定しておくべきでしょう。メーカー保証は2年間となっており、この期間内であれば安心して利用できます。
定期点検費用は取扱店により異なりますが、一般的な250ccバイクと同程度の1-2万円程度が目安です。オイル交換等の基本メンテナンスは、一般的なバイクショップでも対応可能なケースが多いため、過度な心配は不要でしょう。
中古車市場での評価

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ベネリTRK251の中古車市場は、販売開始から日が浅いため流通台数は限定的です。現在の中古車価格帯は48-60万円程度で推移しており、新車価格との差額は比較的小さい状況です。
リセールバリューの観点では、海外ブランドという特性上、国産車ほどの価格維持は期待できません。しかし、アドベンチャーバイクというジャンルの人気継続と、TRK251の独自性により、極端な価格下落は避けられる可能性が高いです。
中古車購入時の注意点として、保証の有無やメンテナンス履歴の確認が重要です。特に輸入車の場合、前オーナーのメンテナンス状況が後々の信頼性に大きく影響するため、信頼できる販売店での購入を強く推奨します。
今後の中古車市場予測としては、ベネリブランドの認知度向上と共に、安定した需要が見込まれます。ただし、新型モデルの投入や競合車種の動向により、価格変動の可能性があることも念頭に置いておくべきでしょう。購入タイミングとしては、現在の価格水準は比較的安定しており、急激な変動のリスクは低いと考えられます。

カスタムとアクセサリー
ベネリTRK251は純正アクセサリーが充実しており、本格的なツーリングカスタムが可能です。特に注目すべきは専用設計のパニアケースシステムで、サイドケースとトップケースを組み合わせることで、大容量の積載能力を実現できます。
風防強化のためのスクリーンスポイラーは、身長の高いライダーには特に有効です。純正オプションとして用意されているため、車体との統一感を保ちながら機能向上が図れるのは大きなメリットです。ローダウンキットも用意されており、足つき性に不安のある方には朗報でしょう。
社外パーツについては、まだ専用品の選択肢は限られていますが、汎用品での対応は十分可能です。特にエンジンガードやハンドガードなどのプロテクター類は、多くのメーカーから対応品が発売されています。マフラーカスタムについても、徐々に選択肢が増えている状況です。
- 純正パニアケースシステム
- スクリーンスポイラー
- ローダウンキット
- 各種プロテクター類
カスタムの方向性としては、ツーリング機能強化が王道です。USB電源の増設、グリップヒーターの追加、ナビマウントの装着など、快適性向上に焦点を当てたカスタムが人気です。また、LEDライト類への交換も、見た目の向上と実用性の両面で効果的です。ただし、カスタム時は車体バランスを崩さないよう、専門店での相談を推奨します。
ベネリTRK251評判総まとめ
今回の記事を通じて、ベネリTRK251の真の評判が明らかになりました。専門メディアとユーザーレビューの両面から見た総合評価をお伝えします。

- ベネリTRK251は249cc単気筒エンジンで最高出力19kw、最大トルク21.1Nmを発揮する
- 車両重量176kgだが単気筒エンジンによる車体のスリムさで取り回しは良好
- シート高800mmながら実際の足つき性は数値以上に良好
- 18Lの大容量燃料タンクで航続距離は540km以上を確保可能
- 燃費性能は実用域で25-32km/L程度と優秀
- トレリスフレームと倒立フォークでスポーティな走りが可能
- サスペンションは硬めでツーリング荷物積載時に適したセッティング
- ABS、USB端子、リアキャリアなど充実した標準装備
- 車検不要の250ccクラスで維持費を大幅に節約できる
- 価格649,000円は同クラス最安レベルのコストパフォーマンス
- 前後17インチホイールでオンロードツーリングに最適
- オーナー満足度4.25と同カテゴリ平均を大幅に上回る
- 初心者ライダーでも安心して乗れる扱いやすい出力特性
- ライバルのV-STROM250やVERSYS-X 250より価格面で有利
- 製造国は中国だがGEELY資本参加後の品質管理体制は向上
- アフターサービスは輸入元プロトが全国展開するも国産車より限定的
- 純正アクセサリーが充実でパニアケースシステムやローダウンキットを用意
- 中古車価格は48-60万円程度で新車との価格差は小さい
- リセールバリューは国産車ほど期待できないが極端な下落は回避可能
- ベネリは1911年創業の歴史あるイタリアブランド
最後に
今回は、ベネリTRK251の評判について詳しく解説しました。実際の試乗インプレとユーザーレビューから明らかになったのは、価格を大幅に上回る充実した装備と、初心者から上級者まで満足できる高いバランス性能でした。特に18Lの大容量タンクと優秀な燃費性能による長距離ツーリング能力は、同クラス随一の魅力と言えるでしょう。
海外ブランドの250ccアドベンチャーバイクに興味を持たれた方は、KTMの評判についても参考になるでしょう。KTMバイクの気になる評判を調べました!性能と耐久性を徹底解説では、オーストリアブランドの信頼性について詳しく解説しています。また250ccクラスの外車バイクなら、ドゥカティという選択肢もあります。